ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

備え対応するということ

2020-02-21 | 野生動物救護
何となく嫌な広がりを見せている<コロナウイルス>、厚生労働省も
イベントの開催に関して「必要性を検討」するようにコメントを出し、
神奈川県も「不要不急の外出・集まり」を控えるようにHPに掲載しました。
これを受けて、救護の会は、明日予定していた伊勢原市こども科学館での
「星座と光害とを学ぶ」の公開講座を中止にしました。
不特定多数の方が参加するイベント、しかもプラネタリュムという
狭い空間での講座ということもあり決めたのです。
むやみに怖がる必要も無いけど、万が一を考えてのことです。
開催は、何時でもまた出来るからね。

これに併せ、私達、野生動物に接する者達は、鳥インフル、CSF(Classical swine fever)→
豚コレラが改称されました、破傷風などにも注意するよう言われております。
あ、疥癬(ヒゼンダニ)もあるけど、これなんて可愛いもんだよ
特に、今、要注意なのが破傷風、地道に増えてるんですよ
破傷風菌って、土壌の中なんかに普通に生息してるから、山や沢に分け入ったり
野生動物の糞なんかに触ったりすると、ちょっとした傷口から入ってしまう
ことが良くあるんです。
で、野生動物救護に携わる者は、破傷風の予防注射をするようするよう言われてます。
自腹でね、 予算無いから仕方ないんだけど

そんな中、新しく交換されたオートクレーブ、高温殺菌装置が納入されました。
これで、動物達が使った食器、器具を消毒するんです。



今まであったのって、もう20年くらい使ってたんじゃないかなあ?
私がボランティアになった時には既にあったから
まだ動いてはいたけど、容量は狭いし、温度調整とか出来ないし、
いつ壊れてもおかしくない代物だった。



一応使い方マニュアルみたいのをタイプしてパウチして張るらしい
今まで感染症の被害は無いけど、あってからでは遅いから、予防はしておかないとね。
マスク、手袋、白衣、長靴など最低限の規則はあるけど慣れてくると忘れがち。
と言うより、分っててやらなくなる。
マスクしてると息苦しいし、手袋してると細かい作業出来ないし、ってね。
でも、起こってからでは遅いんだよね。
自分だけでなく、周りの皆にも迷惑掛けることになるし、出来ることも出来なくなる。
ちょうどいい機会だから、会として【予防】と【備え】につて見直すことにしました。




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