ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

傷病鳥と暮す

2011-07-27 | 
先日、久しぶりに自然環境保全センターへ出向き、ツミの放野に立ち会ってきました。

6/28巣立ち直前くらいに巣から落ちてしまったところを保護されて来た子です。
怪我はしていなかったので、体力付けのリハビリをしました。
放野時の体重 182.6g




7/10動物病院経由で保護されて来た子です。
こちらも怪我なし。
すぐにでも放野出来そうでしたが、小柄なため(たぶん♀)自力採餌の確認後放野。
放野時の体重 164.2g



いつもそうですが、放野する時は、あっという間
なごりを惜しんで振り向くとか、感謝を込めて頭上を旋回するなんてことは、まったく無し
どちらの子も新人ボランティアさんの手の中から勢い良く木立の中へ飛び立って行きました

やはり何度経験しても放野の瞬間は感動しますね

でも、その反面、我家の《彦星》のように骨折で野生復帰出来ず、
ケージでの一生を余儀なくされている子も沢山います



その様な子に、それなら一層のこと安楽死を、と言う人もいます。
狭いケージの中で、一生暮らすのは可哀想だと言う人もいます。

でも一度は助かった命です。
もし保護されていなかったら、エサも獲れず衰弱死するか、野良猫などに襲われるかして
命を落としていたことでしょう。
自然淘汰という観点からすれば、それも仕方ないことなのかもしれません。
しかし、縁あって出会い、一緒に暮らすようになったからには
私は出来るだけのことはしてやりたいと思ってます。

そんな私の思いがそのまま書かれたような素晴らしい本があります。
「フクロウからのプロポーズ」(著:ステイシー・オブライエン)
   日経ナショナルジオグラフィック社刊 ¥1680 



アメリカで発刊され、世界中でベストセラーになった本です。
ずーっと読みたかったのですが、私の英語力では読みきれるか自信が無く迷ってたところ
やっと翻訳が出ました
ヒナで保護されたメンフクロウと19年間に渡り共に生活し、支えあってきた一女性の実話です。
私も《ラブ》と暮らしているので、「そうそう!」、「解かる、解かる」と共感しまくりでした



もちろん《ラブ》は本の中の《ウエズリー》のようにヒナから育てたわけではないので
大分違いますが、生き物を愛するということ、理解するということの根本は
何も変わらないのだと改めて納得させてくれた本でした。


て、写真見てて、気が付いた!
どっちも嘴伸びてるじゃあ・・・
今夜切らなきゃ。

コメント (2)
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狭くなったよね

2011-07-26 | 爬虫
パンサーカメレオン、マソアラ種の《菊之助》は、最近頭部にうっすらと緑色が出てきました。
最終的には地の赤が強くなるようなんですが、まだ白と言うか、薄紫のような体色です。
しかも、ちょっとくすんだ薄紫色
でも私、この色合い好きなんですよね、このままでも良いかも知れない




そして、すごい大食漢、ぐんぐん大きくなってます。
多分、我家のカメレオン群では一番大きいんじゃないかな
(一番年下なのに
態度も大きくなって、いっちょ前に眼飛ばしてますね
顎を膨らませて、自分を大きく見せてるんですよ。




今居るケージが狭くなってきたので、広いのに替えようと思っているのですが
なかなか時間がなくて作れないでいます。
出来る限り、どの子も広いケージでのびのびと暮らさせてやりたいと思っているので(限界もあるけど)
《菊之助》の場合は60x45x90くらいの広さは欲しいですね。
ごめん、なるべく急いで作るようにするから、もうちょっと待ってくれ~

その代わり、朝の散歩は皆より長めにしようね。


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デカいんだから

2011-07-25 | 
ビール6缶の外箱、見つけたので取り敢えず入ってみる。




何が何でも入ってみる。




おかしいなあ? 何で入れないんだろう?




ちょっと休憩。




よし! 再挑戦!




で、結果はこうなります




現在体重5.4kg、我家で一番のデカねこです。

《メモル》改め《デブル》にしようかと考えてる今日この頃



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小さいけど

2011-07-22 | 爬虫
我家で一番小さいのはアンダーウッディサウルスの《チビ》、
ミリーの愛称で知られている地表性ヤモリです。
和名はナキツギオヤモリと言うらしいのですが、何かピンときませんね



現在10cm位、最大で15cm位らしいので、もう少し大きくなるかな?
飼育スペースもとらないし、ホットプレートと水苔で保温と保湿に気を付けてあげれば
飼育もいたって簡単です。

動きもおっとりしていて、ハンドリングも、もちろんOK




そして何とも言えず可愛いのが歩く姿です。
いっちょ前に肩を怒らして、のしのしと歩き回り、コオロギを見つけると
ピンと立てた尾をぐるぐる回してタイミングを計り、一気に飛び掛ります




こんな可愛い立ち姿も見せてくれます
朝と晩に霧を吹いてやると、壁をつたわる水滴で水分をとってるところです
(水入れは一応入れてあるけどね)




フンも決まった場所にしてくれるので掃除も楽。
飼い主の顔もちゃんと覚えて、「エサ、ちょうだい!」って迫ってきます

小さいけど、独特の存在感のある、愛嬌たっぷりの可愛い子ですよ



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診察日5

2011-07-21 | 
昨日は《すみれ》の診察日、台風の影響で大雨だと嫌だな・・・と思ったのですが
時々スコールの様な雨が降りはしましたが、なんとか行って来ました
運転は雨が降っても別に大丈夫ですが、片道2時間掛かるため、
《すみれ》のトイレが心配だったんです。
万が一の時には車の中でしても良いようにトイレシートを敷いてはありますが、
やはり気障りなのか我慢してしまうみたいです。
普通なら2時間くらい全然大丈夫ですが、今は薬の影響でオシッコの量が増えているので
(水も良く飲む)やはり心配でした。
幸い道路も空いていて、早く着けたので、着くとすぐ建物の入り口のスペースに
トイレシートを敷いてさせました
すごい大量、やっぱり我慢してたんですね





診察の結果は悪くもなっていないけど、良くもなっていない、横ばい状態。
ステロイドを隔日1/4錠にして、体重が2.35kgを割ったら要注意と言われてましたが
それは2.6kgで何とかクリア。
でももっと、3.0kg以上になっても良いはずなので、やはり薬の効果が止まってしまっているようです。
当初1.9kgまで下がってしまったのが服用を始めて、一気に戻したのですが、
それ以上にいかない・・・・難しいもんですね

しかし、このまま横ばい状態でいるわけにもいかないので、次の段階として、
免疫抑制剤も服用することにしました。
血液検査とエコーで肝臓、腸管への副作用は見られなかったので、ステロイドも引き続き
隔日1/4錠を服用します。
あと時々「ケッ、ケッ」と吐くような様子を見せるので(吐きはしない)、
薬の影響で胃が荒れているのかもと思い、胃薬も頂いてきました。
整腸剤も加えると4種類。
《ライラ》も2種類の薬を飲んでいるので、食事時はちょっと大変です。
でも、どちらもお利巧にちゃんと飲んでくれるので助かります



免疫抑制剤の効果は10日くらいしないと表れてこないそうですが、食欲減退とか、
歯茎の炎症とかの副作用が出ることがあるとのこと。
そうでなくても今年は暑い夏、食欲が落ちてしまっては栄養がとれないので、
食事に工夫をして、乗り切ろうと思ってます





           「ママ、美味しいごはんつくってね



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