ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

保全センターへ

2011-05-24 | 野生動物救護
21日(土)、22日(日)の二日間、久しぶりに保全センターへ行ってきました。
今年度の野生動物救護ボランティア講習会が開催されたので、お手伝いです。



総勢70名もの方々が受講して下さいました。
この後、実習期間があるので、最終何名の方が残るかわかりませんが
一人でも多くの方に残って活躍して欲しいです。


合いも変わらず保全センターには沢山の傷ついた動物が保護されています。

骨折で保護されたトビです。




崖から落ち頭を打ったため、時々痙攣を起こしてしまうウリボウ。
成獣になると農作物被害とかで嫌われがちですが、赤ちゃんは可愛いですね。
それに成獣だって、好き好んで畑を荒らしてるわけじゃないし、自分達の住処が
開発などでどんどん奪われて餌が無くなっていくから人里に下りて来るんです。




まだ赤むくのヒナ。自分では食べれないので差し餌で育てます。
多分巣から落ちてしまったのだと思いますが、拾ったとき上を見れば巣があったのに。
その場で巣に戻して欲しかった。
人間は餌を与えて大きくすることは出来るけど、自然界での餌の取り方、
危険回避の方法などを親鳥と同じように教えることは出来ません。




2時間おきにミルクを飲ませてもらっているタヌキの幼獣。
子猫や子犬を育てるのとまるで同じです。
交代で家に連れて帰り24時間面倒をみます。




そして日曜日の強風でやはり巣から落ちてしまったらしいムササビの幼獣。
男の子(186g)と女の子(178g)です。
この子達も2時間置きのミルクで育てます。




これからは巣立ちヒナのシーズン、保全センターが一年で一番忙しい季節です。
新ボランティアさんの実習指導も兼ねて、なるべくお手伝いに行かなくてはと思ってます。

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