ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

すみれ、ありがとう

2011-12-22 | 
2011年12月13日、《すみれ》が虹の橋を渡りました。

小さい体で、腸リンパ管拡張症という病気と一生懸命闘ってきた《すみれ》ですが
朝の4時半頃、私の腕の中で息を引き取りました。





前の晩は普段通りにご飯を食べ、ファンヒーターの前の定位置で気持ち良さそうに寝ていました。
その夜は、私はしなくてはいけないことが沢山あり、1時頃まで起きていたのですが
寝る時に抱いて2Fまで連れて行くと、ちゃんとオシッコをして、ベットの上の私の横で寝つきました。
3時頃だったでしょうか、虫が知らせたのか目が覚め、《すみれ》を見ると
いつもは丸くなって寝ているのに、何か変
慌てて抱き上げると、ほとんど力が入らないみたいに、だら~んとしている。
低血糖を起こしたのかと思い、いつも手元に置いてあるハチミツを舐めさせると
少し舐めてくれて、うとうとし出しました。
私の腕の中で時々身じろぎし、私を見あげては、うとうとするといった感じでした。

一時間くらい抱いていたでしょうか?
最期は眠るように、本当に眠っているような最期でした。

覚悟は出来ていたとは言え、やはり辛いです。
《すみれ》は私に、たくさんの事を教えてくれました。
毎年子供を産ませて、用済みになれば保健所へ連れて行ってしまう悪質ブリダーの実態、
ろくなエサも与えられず、金儲けの繁殖のためにだけ飼われている犬猫の事、
ペットショップに居る可愛い子犬・子猫の影に、悲惨な現実がある事を教えてくれました。

5歳で保健所へ連れて行かれるところを助け出され、やさしい預かりママさんから私に繋がれた命、
6年しか守ってやれなかった。
その時も、救急病院へ運ぶとかすれば、点滴をして一日くらい長らえたかもしれない。
でも私は、《すみれ》を病院で点滴に繋がれたまま死なせたくはなかった。
検査で病院に行っても、私が傍に居ないと、とても不安がるようになっていた《すみれ》を
一人で病院で死なせたくはなかった。
そんな思いで、私はしっかりと《すみれ》を抱いていました。


最後の見送りには、預かりママさんだった、あみママと、《すみれ》の保護に尽力して下さった
みゆママが来て下さいました。
また全国のワンニャン仲間の方々から、きれいなお花が届きました。






食いしん坊だった《すみれ》のために、おいしそうなお菓子も。
病気のせいで決まったものしか食べれなかったので、今頃は天国でいっぱい食べて
嬉しそうに、ぴょんこ、ぴょんこ駆け回っていると思います。




これが私の一番好きな写真です。
いたずらな目と、トレードマークのチョビベロ。

すみれ、本当にありがとう





コメント (2)
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