ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 土曜日・・・

2010年12月04日 | トリプルスターの日常

  
昨日とはうって変わって良いお天気になりました。
北風が吹きそうで、、それでいてなんとか持ち堪えて、静かで明るい一日となりました。
午前中早くから、ショーハンドリングの練習に余念のないMさんが来て、昼過ぎまで熱心に取り組んでいらっしゃいました。
お相手した二頭のWan達は、今迄とは随分とと感じが変わって、ショードッグらしさをあらわし始めました。
まさに、反復練習に勝るもの無し、、、、努力はいつか報われるものなのですね。
      
◇午後になって、S市からJ君が訪ねて来ました。
J君は、馬尾症候群と診断され数か月の内科的療法を行って期待する進展が無かったものですが、二ヶ月間ほどお預かりして
リハビリを行い、幸いにも症状の改善がみられ家に帰ることのできた経緯があります。
      
◇経過は飼主さん夫妻の明るい顔つきと、力強くリードを引くJ君の姿を見れば一目瞭然、期待していた通りの良いものでした。
      
◇障害に悩んでいた当時は顔付きに険しさが見うけられ、ラブラドールらしさは少しも感じられませんでしたが、リハビリを重ね
そして今に至って、ようやく明るい顔をした逞しい牡らしさが戻って来ました。ほんとうに良かったですね、、、。
      
◇体重管理。
現在大型のJ君は38キロの体重があります。これ以上増やす事なく体重を管理しなければなりません。
運動不足は筋力の衰えと体重の増加を招きます。運動不足にならないようにする事がJ君の体重の管理には大事なことです。
      
◇運動不足解消と行動意欲の増進。
月に一度は、気心の知れた同年齢の他の犬達と触れ合わせてあげたいものです。
おとなしいJ君には、自分より年上の犬の方が合っているでしょうか。
午前中に二時間、午後に二時間、広いランに解放されて気兼ね無く他の犬達と遊ぶ方法が適しています。
      
◇今日のお相手は未だ青い若さの残る二歳のデュークでした。
挑発に乗ってオーバーワークにならないかと心配でしたが、、、何とかこと無きを得られたようなタイミングもありました。
楽しく遊ぶのもいいのですが、ひょんな事からの怪我が一番心配されるところでもあります。
      
◇大木の枯れ葉がすべて落ちる頃、裏山に入る良い機会が訪れます。
傾斜のきつい裏山は、落ち葉で深く覆われていて犬達を遊ばせるには格好の場所となります。
      
◇裏山で遊び始めた犬達は、たちまち活気のある犬に変わって行くのが見てとれます。
平らな場所は何処にもなく、油断をすると深い落ち葉に足元をすくわれ、バランス感覚が研ぎ澄まされていないと思うように行動
出来ない処では、自然に犬の本能が呼び戻されるのだと思うのです。
      
◇二時間ほどの解放でしたが、気の向くまま、思う存分に遊んだ(身体を動かした)J君、満足げな顔が印象的でした。
やっぱり此処で遊びたかったのかもしれません。定期的に来られると好いね~、J君。
      
◇日が落ちると一気に気温の低下が感じられました。
暖房を入れて(犬舎)夜間の室温を20度以下にしないように心掛けます。
一般のご家庭の室内飼育で金属ケージ使用の犬達は、室温25度前後が適温かと思います。
たぶん体温低下による影響なのか?消化液をもどしたり、軟便になったWanの相談機会が増えています。
この時期の特徴でもあります。ケージに覆いをかけたり、スノコの上に薄いマットを敷いたりアクリルの毛布を入れてあげると体温
低下には効果があります。
ケージの近く、床上60センチ位の処に、「温度計」と「湿度計」の設置を心掛けてみたいですね。
何度くらいが好調を維持できるのか、数値を眼で確認する事が大切です。意外に人間の感覚ってあやふやな事が良く判るでしょう。
犬の身体も人の身体も、体温を低下させない事が健康の秘訣です。
「免疫力」を高めておくためには、絶対に休眠時の体温を低下させてはいけません。
軟便が続く様なWanには、少な目で温かく工夫した給餌方法も効果があります。試してみてはい如何でしょうか、、、。

  皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
質問の内容によっては、「ご住所と電話番号」を明記願います。 内容によっては此方からお電話させていただく事もあることを
(メールなどでは十分に伝わらないことがありますので)ご理解下さい。特に「繁殖に関わる」ご質問に関しては、電話番号の明記
をお願いいたします。


ご質問やご相談は此方まで ⇒ lab@triplestar.jp


Websiteへは此方から。

一息つかれましたらワンクリック宜しく御願いいたしま~す。


そして此方にもにほんブログ村ポチッと一押し願います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする