ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ サリーと育児・・・

2008年08月06日 | ブリーディング

今日も蒸し暑い朝を迎えました。


出産後五日がすぎて、サリーママは「育児のペース」が
わかって
来たようです。


四日の午後から、三時間ごとの授乳にきめました。
授乳が終わると、産箱から出てケージで休みます。


ペースがわかって来てからは母乳の出もめっきり良くなって、パピー達はやや飲み過ぎの傾向
にあります。(便の緩くなった子もいます。)



満腹状態の「臍天」寝姿。



オッパイから離れたまんまの口の格好をしています。
まだ飲んでるつもりなのかも知れませんね~。



余りの心地良さに、「矢でも鉄砲でも持って来い!」の格好です~。



産箱内は通常(子犬だけの時は)、温度27度・湿度50%に保た
れています。
いったん授乳が始まると、温度は30度にも上がって、湿度は70
%を超える事もあります。
授乳の介助に、団扇は欠かせないアイテムです。



≪仔犬の記録≫
出産後、仔犬の「体温」「体重」は毎日決まった時間に欠かさ
ずはかります。
○最初の数日間は授乳後すぐに体重を量ると飲んだ乳量が判ります
。出生時体重から四週目までの体重の変化(増体率)は、子犬の病
気や死亡に関しての重要な予測因子となります。
※特に低体重で生まれた仔犬の観察は、24時間目を離さずに行う
事が要求されます。(低体重の新生児は活力が無く、先天性の疾患
や障害を持っている事が予測されます。)
最初の二週間の間に、体重の増加がみられない場合や減少がみられ
た場合、その仔犬の死亡する確率は高くなります。(体重減少が三
日間続いた場合、殆どが死に至ります。)
○体温も一日一回以上、毎回決まった時間に測ると良いでしょう。
新生児の体温は産室(産箱)の温度に左右されます。生まれてから
数週間の仔犬の体温は冷血動物に似ていると言われています。
つまり、環境の温度に敏感に反応し計測する者を悩ませます。
生まれたばかりの仔犬の体温は、母犬の体温に関係してきます。
熱の高い母犬からは、高い体温の仔犬が生まれます。
初めの体温は、とても低く35~36度でも驚かないで下さい。
日を追うごとに徐々に高くなり、一か月も経つと38~39度に安
定してきます。(安定体温は38.5度と言われています。)
低体温になった仔犬の扱いは落ち着いて慎重に行います。慌てて
体温を上昇させ過ぎて、仔犬を殺してしまわない事が大切です。


◇日々の記録の重要性
過去から現在に至り、将来の繁殖までを真剣に(シリアスに)考え
ているブリーダーならば、生まれた仔犬全ての完全で正確な記録の
重要性は、当り前の様に認識している筈です。
新しい飼い主は、希望によってその記録の一部を見せて貰う事も出
来ますし、同じ志を持つブリーダー同士の情報交換にも役立ちます。
曖昧な記憶に頼ったブリーディングは、確かな向上も進歩も見出せ
ません。どんなに記憶力の良い人であっても、三日も経てば大方の
事は雲散霧消してしまっている筈です。繁殖には根気のいる地道な
努力が必要です。





皆さまも、今日もご愛読、お疲れ様でした~~~~!
一息つかれたらワンクリック宜しく御願いいたしま~す。




そしてトリプルスターのカレンダーは此方ですご見学希望の方は、ご参考に願いま

コメント (2)
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