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歴史街道散策

2017-06-16 | 日記
<2017.06.16>
北国街道と長浜宿を散策
「レイカディア大32期地域文化学科」OBで北国街道と長浜宿を訪ねました。
北国街道は彦根市鳥居本町で中山道から分岐して、琵琶湖の東岸を北上し、柳ケ瀬、栃ノ木峠をへて加賀から江戸に通じる重要な街道でした。
長浜はその宿駅として、また、湖上交通の要として栄えた町です。
AM10:00、JR長浜駅に集合。
江戸時代前期に廃城となった長浜城跡に、明治の初めに豊臣秀吉の名にちなみ、作られた公園「豊公園」に向かいました。
<豊公園>


「豊公園」内には、現在、長浜城歴史博物館としての長浜城が築城されています。
<長浜城歴史博物館>


長浜城歴史博物館にて学芸員の方から「北国街道と長浜宿」及び、「鉄道施設と連絡船の就航」についての講義を受講しました。
<受講模様>


天気も快晴で、長浜城天守閣からの長浜市内の眺望は素晴らしいです。
<天守閣からの眺望>


続いて、豊公園から徒歩10分位にある「旧長浜駅舎=長浜鉄道スクエア」を見学しました。この駅舎は日本に現存する最古の駅舎だそうです。
館内には長浜の鉄道史をわかりやすくパネル展示されており、大人から子供まで楽しめます。
<旧長浜駅舎=長浜鉄道スクエア>


<展示物>




長浜鉄道スクエアの向かいには明治天皇行幸の際に建てられた慶雲館があります。毎年、盆梅展、さつき展で賑わっています。
<慶雲館>


踏切を横断して、舟板塀や馬つなぎ石のある家を通り、500m程進むと北国街道に出ます。
<北国街道>


北国街道を北上して、曳山祭りのア-ケ-ドのある大手門通りを進むと「曳山博物館」があります。
長浜曳山祭りはユネスコ無形文化遺産に登録されました。この博物館には曳山の展示や子供歌舞伎の様子が映像で見られます。
<大手門通り>


<曳山博物館>


<曳山蔵>


曳山会館で昼食を摂り、長浜別院大通寺に向かいました。
大通寺は「長浜の御坊さん」と呼ばれ真宗大谷派の別格別院だそうです。
山門、本堂、庭園、山水画、等々、見どころいっぱいの寺院です。
<大通寺山門>


<大通寺本堂>


<伊吹山を取り込んだ枯山水庭園>


大通寺を後に、JR長浜駅から帰路につきました。
長浜の町を散策して、歴史と伝統が息づく素晴らしい町だと実感させられました。