日記

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遠近(おちこち)歴史ウォ-キング

2014-12-06 | 日記
<2014.12.06>

飛鳥~奈良・国を支えた大規模製鉄遺跡を巡る

大津市の「瀬田東文化振興会」主催で開催された、七世紀末~八世紀初頭の製鉄・製陶遺跡巡りウォ-キングに参加しました。
この冬、一番の寒さの中をAM8:40,JR南草津駅前に65名の参加者が集合。
本日のル-トは南草津駅前をスタ-トして、草津市南東部から瀬田丘陵にかけ数多く存在する、日本屈指の製鉄歴史遺跡を見学し、ゴ-ル瀬田駅までの総歩行距離約8Km(途中一部バス使用)の歴史ウォ-キングです。
<ル-ト図>                  <南草津駅前に集合>
 

AM9:00に三班に分かれて南草津駅前をスタ-ト、草津市野路町にある「野路小野山遺跡」に向かう。
「野路小野山遺跡」は京滋バイバス建設に伴う発掘調査で製鉄炉等の古代製鉄にかかわる一連の遺構がそろって発見されたそうです。 
<野路小野山遺跡に向かう>                <野路小野山製鉄遺跡>
 

草津市追分南にある(株)ナルディックにて、現代の鉄工芸のデザイン・設計・成作までの過程を見学。
<制作>                              <製品>
 

ここからバスで、草津市野路東にある立命館大学・びわこ・くさつキャンパス内にある「木瓜原(ぼけはら)遺跡」に向かう。キャンパス内の遺跡保存施設入り口より入ると、地下に製鉄炉地下保存施設がある。
「木瓜原(ぼけはら)遺跡」は立命館大学・びわこ・くさつキャンパス造成に伴う発掘調査により発見された古代製鉄炉です。
<製鉄炉地下保存施設>                    <梵鐘鋳造跡>
 

立命館大学の学食で昼食を食べ、バスでびわこ文化公園に、公園からは徒歩で山の中を源内峠に向かう。この峠の道は源内道と言い、上田上と瀬田を結ぶ古道だそうです。
<源内峠に向かう>                       <源内峠>
 

源内道を瀬田方面に進むと道沿いに「源内峠遺跡」があります。この古道は大津の宮造営時に鉄や鉄鉱石を鉄鋼炉跡とされる源内峠遺跡に運んだ道と言われています。
<源内峠遺跡に向かう>                    <鉄ちゃんのお出迎え>
 

「源内峠遺跡」は大津の宮とほぼ同時期に造られた製鉄炉で、大津の宮や近江国庁に鉄や土器を提供する重要な役割を果たしていた一大生産拠点であったと言われています。
<源内峠遺跡の復元製鉄炉>                 <鉄工房>  
 

源内峠遺跡を後に、大津市一里山にある「山ノ上遺跡」に向かう。「山ノ上遺跡」は瀬田丘陵の斜面を利用して築かれた遺跡で須恵器が焼かれたそうです。都で使用する食器、役所で使う硯、等が窯跡から見つかっています。
<山ノ上遺跡>


7世紀後半から8世紀にかけ、瀬田丘陵一帯が大規模な製鉄炉を配置した、日本の古代製鉄コンビナ-トであったことに驚きです。
ウォ-キング解散後は駅前で懇親会を行い、運動とよい勉強になった楽しい一日でした。

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