日記

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朝鮮人街道ウォ-キング

2015-05-28 | 日記
<2015.05.28>
◆朝鮮人街道完歩達成
近江八幡のおやじ連「近江ひまわり会」では、毎月1回ウォ-キングを実施しています。
今回、仲間とともに朝鮮人街道(約45Km)を3回に分けてウォ-キングしました。
朝鮮人街道は中山道の脇街道で、野洲市行畑で中山道から分岐し、近江八幡、能登川、彦根市の鳥居本で再び中山道に合流する街道です。もとは、織田信長が生活道路を整備して、京に上る街道とした道だそうです。
徳川家康は関ヶ原の戦いで勝利した後、この道を通って入京したため「天下支配の吉例の道」とされ、また、将軍以外では、唯一、朝鮮通信使の通行が認められ、この道を朝鮮人街道と通称されるようになったそうです。
旧朝鮮人街道は廃道となった道も多く判りずらいが、平成2年に彦根東高校の新聞部の生徒が実際に歩き、聞き取り調査を行い発行した「朝鮮人街道をゆく」とうい文庫本に基づき、今回、完歩しました。
<概略ル-ト図>

<第1回~3回ウォ-キング状況>



私達のグル-プでは、街道以外の立寄りル-トも含め1日20Km程が最長歩行距離でした。朝鮮通信使は守山宿を早朝に出発、近江八幡の本願寺別院で休憩して、彦根の宗安寺で分宿したそうです。1日に40Km近く歩いた計算になります。昔の人は偉かった!!!
2007年、朝鮮通信使来日四百年記念以来「朝鮮通信使ウォ-ク」が2年ごとに、ソウル→東京間(2千Km)で開催されています。今年も5回目のウォ-キングが、4月1日ソウルを出発し、東京日比谷公園まで海路を含めて52日間かけて開催されたそうです。聞いただけでもすごいウォ-キングです。
私達も無理は出来ないが、体力の許す限り健康維持のため今後もウォ-キングを続けて行きたいと思っています。