日記

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北国脇往還ウォ-キング

2016-03-15 | 日記
<2016.03.15>
◆第1回北国脇往還ウォ-キング
毎年、街道等、ウォ-クを実施しています。平成25年には「びわこ一周ウォ-ク」26年は「お伊勢参りウォ-ク」昨年は「朝鮮人街道ウォ-ク」を行い、今年は「北国脇往還ウォ-ク」を3回に分けて完歩計画をしています。
北国脇往還は中山道の岐阜県関ケ原分岐から滋賀県の伊吹山山麓、湖北平野の山沿いを通って、長浜市の木之本で北国街道に合流する全長約35kmの街道です。脇街道とはいえ、東海地方と北陸地方を結ぶ最短コ-スで、古くから軍事上、重要視された街道だそうです。豊臣秀吉は賤ヶ岳合戦に際して、この道を大垣から木之本に5時間程で走り抜けた話は有名です。
今回、第1回ウォ-ク(関ケ原~米原市春照間)を仲間6名で実施しました。
朝、JR関ケ原駅で下車、関ケ原の北国脇往還起点を9:00にスタ-トしました。
<ル-トマップ>                  <スタ-ト地点(北国脇往還起点)>
 

天候はいいが、風があり寒い中を歴史街道を散策しながらウォ-クしました。5~6分歩いて最初に訪れたのは関ケ原合戦で打ち取られた西軍武士の首を供養した「東首塚」に立ち寄りました。少し進むと、右手に徳川家康最後の陣地「陣場野公園」があります。公園は現在工事中で、中に入れず外から眺めながら進むと国道365号線に合流します。
<東首塚>                         <陣場野公園>
 

365号線の小池南交差点を左に取り、玉宿へと進む。玉宿を過ぎた所で山道と舗装道に分岐しているので、藤川宿に向かうのはどちらかわからなくなり、通りすがりの人に訪ねたら舗装道を進めば藤川宿に行けると聞いたので進むが、どうも北国脇往還ではないようです。折り返し再度、山道を進むと目印としていた夫婦岩?と見られる岩があったので、確信して進みました。道は廃道といった感じの山道で岐阜県と滋賀県の県境のコンクリ-ト標識があり藤古川に沿うて進みました。途中、川を渡る必要があり、皆で石を運び足場を作り無事川を渡ることができました。
<山道>                         <川を渡る>
 

川を渡ると排水処理施設の建物のそばを通り、再度365号線に出てすぐ右に取り531号線を藤川宿に進みました。分岐から坂を上がって行くと右手に門構えの家があります。これが藤川宿本陣の林家です。
<365号線から531線沿いの藤川宿へ>     <藤川宿本陣の林家>
 

531号線を進むと寺林の集落に出ます。寺林からの伊吹山は一面真っ白で素晴らしい眺めです。
寺林の道沿いに沢山の「ふきのとう」が芽を出しており、全員で「ふきのとう狩り」をしました。沢山のお土産が採れました。今晩は「ふきのとう」の天ぷらです。
<寺林からの伊吹山>               <ふきのとう>
 

11時30分、寺林の八坂神社に到着、昼食としました。
寺林から山道を春照へと向かいました。この山道は県道531号線となっているが、うっそうとした林道です。
<八坂神社>                   <うっそうとした県道531号線>
 

林道を抜けると、弥高へと出ます。この一帯は柿、さつまいも(ごろべいいも)の産地だそうです。弥高大橋手前を左折して野頭橋を右折すると「松尾寺観音堂茶所の跡」の石碑と松尾芭蕉がこの地で詠んだという「頭巾めせ 寒むや伊吹の やまおろし」の有名な句碑が建っています。
<史跡 野頭観音堂跡と芭蕉の句碑>


「伊吹薬草の里文化センタ-」側を通り、滋賀銀行前へと進むと春照宿です。入口には秋葉神社の常夜灯があり、春照宿本陣の木原家跡があります。本陣跡を北上すると第1回目ウォ-クのゴ-ルである春照八幡神社に13時40分到着しました。
八幡神社には「右 北国きのもとえちぜん道 左 ながはま道」の道標があります。また、この神社は姉川合戦のとき徳川家康が戦勝祈願をしたとも伝えられているそうです。
<春照宿本陣木原家跡>              <ゴ-ルの春照八幡神社>
 

スタ-ト(関ケ原北国脇往還起点)からゴ-ル(春照八幡神社)まで、約14Kmをウォ-クし、後、春照八幡神社からJR近江長岡駅まで4kmをウォ-ク。本日の総歩行距離は約18kmでした。
第1回目ウォ-クを無事終え、後2回頑張って北国脇往還を完歩したいと思っています。


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1 コメント

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Unknown (堀井)
2016-04-12 07:09:51
次々と新しい企画が飛び出て、感服です。私は以前瀬田川~宇治川までの下り・登りをやりましたが、次の行程 宇治川~淀川が未着手のままです。
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