〈大過なく〉

８／１０　Sun. ［クラちゃんの起床時刻　５：３５ ＡＭ］

長野県知事選挙が執行されました。

事実上、現職の信任投票とも称された今回の選挙は、折からの台風による荒天も 悪しき意味で手伝い、４５％を切る低投票率となり、ゲバ評どおり、現職の〝圧勝〟となり、大過なく終結しました。

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「地方の時代」 と言われて久しい昨今ですが、真の意味での地方分権は 未だ道半ばと申せます。

そのうえで 「自分たちの地域は自分たちで創る」 そんな気概をもって、これからも臨んでゆきたいものです。

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◇台風 １ １ 号が列島を縦断、東西を問わず降雨 ・ 突風被害が

自転車並みの遅速で列島を横切った 台風 １ １ 号は、列島ところ構わず被害をまき散らし 日本海へと抜けていきました。

浸水 ・ 河川の氾濫 ・ 突風と、お盆を控えた平穏な社会に爪痕が残されてしまいました。

被災住民のみなさんに 心からお見舞いを申し上げます。

私の住む川中島地区においては、農業の主要産業である桃の収穫期を迎えており、一年を通じて手塩にかけた〝作品〟の成否が問われるこの時期の気象被害だけは 何としても避けたいところでした。

が しかし、オ天道サマの為す戯（たわむ）れには 如何ともし難いところであり、今回の台風についても、収穫のタイミングを計るしか打つ手は無いところでしたが・・・結果、どうにか切り抜けた というところ、一様に安堵したところです。

また、さきの土石流で甚大な被害が出た南木曽町においても、ことによっては二次災害の心配もありましたが、こちらも大過なく過ぎたようです。

「無事これ名馬」 ということわざがありますが、私は「無事これ大事」という造語を思いつくところです。異常気象に見舞われる昨今、何も無いことのありがたさが再認識されるところです。

しばらくすると、秋の台風シーズンがやってきます。

何だか、一年を通じて 気の休まるときが無いように感じるのは、私だけではないでしょう。