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「東日本大震災(東北・関東大震災)」の〝台風の目〟になってしまったのが、東電福島第1原子力発電所の津波被害に伴う炉心露出事故でしょう。
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政府の方も、まだ津波被害だけなら捜索や復旧に全力を傾注できたものの、放射能拡散を含む〝新たな危険〟の発生に、何というか荷物を二つも三つも抱えての登山のような厳しい対応を余儀なくされ、連日に亘り自衛隊を中心にした決死の取組みがされています。
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そんな中、懸念されていた新たな課題が起こることとなりました。
農産物への〝放射能汚染〟です。
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関係機関の測定により、今や半径30km圏内の住民が避難対象となっていますが〝移動できない〟畑の作物や畜舎の鶏・牛豚は、むざむざ〝見えざる敵〟たる放射能を受けることとなりました。
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これに対し、政府は速やかに情報を公開、現在の状況下での出荷を止めることにより、混乱を避ける措置を取りました。
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しかし今後心配されるのが、他でもない〝風評被害〟でしょう。
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「マイクロデシベル」という耳慣れない単位で表される放射線量、今回の放出量は、例えばレントゲンにの際の「被ばく」に比べれば微々たるものだそうですが、消費者心理というものは軽々に「ハイそうですか」とはならず、すでに買い物カゴから東北地方の野菜は大きく減っているそうです。
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今後、第1原発の鎮火・復旧に伴い、いかに放射能汚染の影響を減らし、風評被害を打ち消していけるか・・・これは単に農業問題にとどまらず、今後の地域社会生活に大きな影響を及ぼす重大な課題であると言えます。
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これからの課題への取組みについては、総務部門(自衛隊・警察)から、農水部門へと移行・拡大をみることになります。
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☆オマケ・・・「事業所の玄関のニャン」
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とある午後、伺った事業所のガラス玄関の向こうに、1匹のニャンが。
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西陽を受けて暖かそうなガラス扉の内側で、気持ち良さそうに寝ています。
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「ご、ごめんクダサイ・・・。」と、起こさないようにそ~っと扉を開けました。
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くだんのニャン、微動だにせず「爆睡」を決め込んでいました。
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さすがにイビキはかいていませんでしたが(^^)
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