8/1 Thu. [ クラちゃんの起床時刻 6:00 AM ]
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参加した 会派の行政視察が最終日を迎え、ナガノに帰ってまいりました。
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最終日のこの日は、福島県須賀川市を訪れ 「 須賀川市工業製品認定制度 」 ならびに「 企業誘致の概要 ( 須賀川テクニカルリサーチガーデン等 ) 」 の状況を調査しました。
須賀川市においても、さきの震災で地震被害・原発被害を受けました。市庁舎をはじめ市内の多くの住宅が倒壊・損壊の被害を受け、また、市の水がめ である 「 藤沼ダム 」 が 地震により決壊、8人もの方が命を奪われる被害を受けました。
さらに、原発事故に伴う放射能汚染被害や、その後の風評被害は未だに終結をみておらず、須賀川市の方々もまた、大震災の傷が癒(い)えることなく、しかし前を向いて歩んでおられました。
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須賀川市では、市長の「現場主義により、市内企業の培った技術と製品を広く内外に伝えるべく、前述の「須賀川市工業製品認定制度」を設け、官・民一体となって、市固有の工業技術のPRを実践していました。
また、大震災後の国の支援制度を活用するなどして 市への企業誘致を進め、市の再興へ力強く歩き始めていました。
制度を通じて 「 企業のモチベーションを上げる側面支援 」 に努める市の姿勢が伝わってくるものでした。(詳細は後日 )
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ところで、説明の中で 驚くべき長野市との縁が。
「須賀川市工業製品認定制度」の第一号は、何と長野市を拠点し、その後 須賀川市に進出した企業の作った製品だったそうです。
また前泊した宿泊施設の経営者も、本籍が信州新町とのことで、まさに長野市と須賀川市の〝見えざる深いつながり〟が垣間みえたところです。
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須賀川市の不断の努力を イイ意味で刺激にしつつ、縁(ゆかり)ある市同士、共に努力を重ねていくべし、と実感したところです。
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