長野市内、特に犀川南エリアを移動(通行)される皆様には、一時的に不自由が強いられることになります。
「JR川中島駅」北側の踏切が「拡幅工事」のために通行止めになります。
(東から)
(西から)
(工事看板)
工事箇所は、JR川中島駅を経由して 川中島エリア ⇔ 安茂里・篠ノ井小松原方面とを結ぶ「県道381号線」が JR線(信越本線)を跨(また)ぐ踏切です。
この踏切は、かねてより地域間を結ぶ生活路線であり 多くの住民に利用されていますが、そこに昨今のクルマ社会に伴う交通量の増加と 宅地造成などによる(駅利用者などの)歩行者等の増加に伴う、いわば〝総合的利用頻度〟の高い踏切に位置づけられていました。
しかしながら、特に歩行者が通る踏切の端部分は いわば取って付けたような歩行スペースしか無く、歩行者のみならず 自転車や、最近では四輪の高齢者向けのカートなども通行する中、万が一の転落(転倒)や脱輪などによる重大事故の発生が懸念されていたところです。
今回の拡幅工事については、自動車の利便性向上というよりも いわゆる(前掲の)交通弱者の安全確保に重点が置かれるべきことから、私の立場でも工事内容を注視し この踏切を渡る全ての人が安全に通行できるものになるよう計らってまいりたと思うところです。
なお 工事予定期間は、週明けの9月2日から、年末の12月26日までとなっています。
この踏切を日常的に利用されている方々には、相当な不便が強いられることになりますが、通行者の安全確保のためとして (私も含めて)暫(しば)しの我慢、といったところでしょう。
なお 迂回路は、交通手段によって いくつかのパターンに分かれるようです。
・歩行者 ⇒ 駅の東西を結ぶ「地下道」を利用
・自転車 電動カート等 ⇒ 踏切のさらに北側の「弥生町」のガード下か 駅南側の「長峰」踏切を利用
・自動車 ⇒ 犀川堤防道路か「長峰」踏切を利用
いずれにしても これからの社会インフラ整備は「自動車の利便性第一主義」から「交通弱者に優しい環境づくり」にシフトされるべきであることは 論を待たないところです。
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