倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

「長野東スーパーフレックス新校」 北信初の多部制・単位制

2022-05-27 | 日記

多くのみなさんも 報道等でご承知のとおり、所属会派の代表を務める現職の長野市議会議員が 有権者に商品券などを配った(贈った)との公職選挙法違反の疑いで、警察の捜査(任意)を受けていることが報じられています。

まさに青天の霹靂(へきれき)、驚きに堪えないところです。

現在は警察の捜査中であることから コメントは差し控えるところでありますが、残念至極に尽きません。

かくいう私も かつて道路交通法違反で議員辞職した経過があり、その際の反省と自責と贖罪の念は図り知れないものがありましたが、今回の件についても 同じく議会に身を置く者の一人として、市民の方々に市政への不信を抱かせることになってしまったことを強く遺憾に思うと同時に、私も含めて 全ての関係者が改めて襟を正すべきとしか、今は言うことができません。

 

 

 

◇長野県立高校再編案で、長野東高校が「スーパーフレックス新校/北信初の多部制・単位制校」の案が提示される
 
長野県教育委員会が、24日に決めた 県立高校第2期再編の最終3次案で、定時制・通信制の再編整備計画を公表したことが報じられました。

普通科の長野東高を多部制・単位制に転換し、長野吉田戸隠分校・長野高定時制・長野商業高定時制を集約、長野西高通信制を移管した「長野東スーパーフレックス新校(仮称)」を設けるとのことです。

 

(長野県長野東高校)

 

 

北信地域には、東北中南信の現行通学区で唯一「多部制・単位制高校」がありませんが、この「長野東スーパーフレックス新校」の設置が実現すれば、北信初であり これで全ての通学区に多部制・単位制が揃うことになります。

 

  (県立高校第2期再編の最終3次案)一覧表

 

 

かくいう私は、長野東高校の第5期の卒業生で 東高は私の母校であります。

少子化に伴う人口減少社会の伸張により 児童生徒の学びの場に余剰傾向が進む中、高等学校においても 今のうちに(高校の)再編を図ってゆくべきことは焦眉の課題となっていることを承知しています。

そんな中、わが母校の将来像は一体どうなるのか…このことは非常に気になっていたところでありますが、今回の案で 北信地域で初の「多部制・単位制高校=長野東スーパーフレックス新校」に生まれ変わる(であろう)ことは、むしろ前向きに捉えるべきであろうと思いをいたすところです。

聞けば、その理由の一つに 女子駅伝の活躍が加味されているそうな。

 

 

 

再編議論の中で、長野東高については「同校は 進学実績と共に(全国高校駅伝で好成績を残すなど)部活動も盛んであることから、多部制・単位制の導入により さらに(生徒の)生活・学習スタイルに合わせた学びの多様化や、例えばスポーツを中心に取り組みたい生徒の入学が期待される」と評価を交えた意見が出されたことが特筆されており、OBの一員として喜ばしく思ったところです。

 

いずれにしても 少子高齢・人口減少化の中にあっても、わが母校が存在感を示し 将来有為な若者の「新たな学びの場」として持続的に維持発展してくれることを願うばかりであります。