倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

青木島児童センター支援 ~できることから少しづつ でも継続的に~

2023-07-10 | 日記

さまざまな課題を抱える「青木島児童センター」について、先週末に園庭の外構を整備したのに引き続き、建屋に差し込む強烈な西日(西陽)を防ぐための「葦簀(よしず)」を交換して差し上げました。

これは、センターの隣りに住み 従来から青木島児童センターの子どもたちの環境整備に心を砕いておられるYさんの心根に共感した「長野千曲ライオンズクラブ」が Yさんと共同(協働)で、今後も青木島児童センターを継続的に支援してゆこうと一致したうえで行なわれたものです。

これに先立ち 去る5日には、Yさんとクラブ有志・そこに自主的に子どもたちも加わってくれ、みんなで一緒にみんなの園庭を整備しました。

 

 

2023年7月6日のブログ記事一覧-倉野立人のブログです。

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その際 西側の窓に掛けられている葦簀(よしず)を目にした一同は、あまりのボロさに「こりゃ このくらいはスグにでも換えてやらにゃ…」となったものでした。

葦簀(よしず)というのは不思議なもので、その体裁が建屋の風合いを左右するものです。

これが風雨にさらされ劣化が進むと、何だか建屋そのものが手入れされていないような窮状(というとチト大げさですが)を表すようになってしまうことから「たかが葦簀・されど葦簀」ということで、このくらいは新しいモノを設(しつら)えてあげよう となったものです。

 

この日は あいにく人手が間に合わなかったことから、私が差し繰って物品の調達と張り替えを行ないました。(猛暑だったので苦悶の表情ですが ^^;)

 

 

 

 

この葦簀(よしず)、どのくらいの経年なのか知りませんが 随分と劣化が進んでおり、ちょっと力(ちから)を入れるとボロボロと解(ほつ)れてしまいます。

存外に作業は慎重を要してしまいましたが、それでも 脚立を駆使してボロを外し、新しいモノに掛け替えることができました。

 

 

 

作業は短時間で終了、それでも(葦簀が)リフレッシュされると、道路に面した(西側の)センターの窓側の見栄えは随分と良くなりました。

(ビフォーアフターは下のとおりです)

 

 

 

 

これらの作業には、2つの狙いがあります。

1つは 他でもない、青木島児童センターで時間を過ごす子どもたちの環境を整備してあげることです。

どうせなら、気持ちよく 安心安全のうちに「一時帰宅場所」である児童センターで有意義な時間を過ごしてほしいとの、いわば〝親心〟とでも申しましょうが。

で もう1つの狙いは、この青木島児童センターの現在の良好な環境を 市民の手で守ってゆく! との〝意思表示〟です。

長野市は、現状を度外視したままに 青木島児童センターを廃止し、小学校地への移転を目論(もくろ)んでいます。

その無理な計画は 他でもない子どもたちに対し しわ寄せが及び、今ある良好な放課後こども事業が壊されることになってしまう。

私たちは、新たな環境(インフラ)がキチンと整うまでは 今ある青木島児童センターを維持すべきと考えており、そのことについて ただ主張するだけでなく、実際に整備を(市民の手で)進めることで「子どもたちの良好な環境は 私たち市民も積極的に守ってゆきたい」と、明確な意思表示をしてゆくものです。

 

これら 関係者の善行(ぜんこう)が、どこまで行政関係者の心に響くかは分かりません。

でも 少なくとも私たちは、これまでの行政計画を見定めたうえで 現時点では「現状維持」が最も相応(ふさわ)しいと考えています。

それら「市民の冷静な声」を受けて、彼ら(行政関係者)が目覚めてくれることを願うばかりです。

 

で…次なる課題は「砂場の日よけ(タープ)」です。

これも管理者の〝やっつけ設置〟に終始していることから、Yさんの指導を受け 順次に整備してまいります。