この日(8月15日)は、わが国の終戦記念日です。今年で第二次大戦後 78年の歳月が経過したことになります。
一部(軍部)の政治家の暴走により引き起こされた ともいえる第二次世界大戦は、当初の戦勝ムードから一変 やがて烈火を極める敗走戦へと戦況は雪崩をうつこととなり、1945年(昭和20年)のこの日、昭和天皇による玉音放送をもって改めてポツダム宣言受諾が正式に表明され、戦闘行為が停止されたのでした。
あれから78年。
私たちは 平和社会の恩恵の中に今を暮らしています。
しかしそれは、さきの大戦で図らずも散華(さんげ)せられた先人のおかげさまであり、私たちは今後も そのご薫陶を忘れることなく社会の中で過ごしてゆくことを改めて思うところです。
◇川中島駅前広場 盆踊り2023 2日目
平和社会を享受する中、先人に感謝しつつ「川中島駅前広場 盆踊り2023」が2日目を迎えました。
気をもんでいた台風も どうやら西に進路を変えたようで、当地はいくらかの南風の中でしたが 大過なくイベントが行なわれていました。
この日の開祭に際し、進行を務めるDJショーケンさんが 不戦の思いに触れると同時に、イベント等へ天候の影響があった際の大変さを知る立場で 西日本の方々にお見舞いの言葉を述べられ、意識を共有しておられたのが印象的でした。
二度と無い今年の夏。みなさんは この日も盆踊りに興ずる中で、思い出づくりとしておられる風でした。
夜店の定番 生ビールも供され、普段は手酌で晩酌のお父さんたちが この日ばかりは売り子で大活躍です。
毎週に亘って 地元野菜などを販売する「エコプロジェクト信州」のみなさんも〝特別出店〟されており、笑顔で接客されておられました。
こちらはMさんご夫婦。
動物好きの奥さんがニャンを連れてご同伴。どっかへ行かないよう ニャンなのに「リード」をつけて愛玩しておられるのでした。
人見知りしない大物ニャンでした ^^/
盆踊りの〝華〟でおられる日舞の会の方々の今夜のご衣装は 鮮やかな緑色の浴衣。
毎日衣装替えをしてのご出演、会場に彩りを添えてくださっていました。
この日も「ゴミ受け入れブース」が設けられ、ほぼ全員の参集者が 出したゴミを持ち込んでくれていました。
それに対し 当番を担う方から「ありがとう!」の声がかけられ、お互いに気持ちのイイやり取りが交わされていました。
この日の当番さんにも 改めて敬意を表させていただきました。
※ちなみに、イベント直後の会場の路上の様子。ゴミひとつ無い 素晴らしい美化ぶりでしょ。
会場には「地域おこし協力隊」として長野市に移住しておられるSさんご夫妻が。
移住後 初めての参加となる盆踊りを楽しんでいる風でした。
〝育ての親〟でもある地元のTさんが 行事の歴史や苦労話について解説されておられました。このお二人が地域に馴染むのも(イイ意味で)時間の問題でしょう。
4年ぶりの開催となっている まちの盆踊りも2日目を数えました。
来る人も 主催する人たちも、みんなが久しぶりに味わう「交流の場」は それぞれの想像以上に楽しいものであるようです。
大人も子どもも 男も女も一様に笑顔を湛えて時間を共有しています。
そんな〝4年ぶりの ひと夏の思い出〟も、16日にフィナーレを迎えます。
(この日もアイスキャンディーのお振る舞い)