maruの多分日記

ネコに癒されています。
見たこと聞いたこと思ったことなどをつぶやいています。

もう12月

2008年12月07日 | 日記
もう12月。
冬だ。寒い。
夜は特に寒い。
寒いから早めに布団に入っている。
布団の中からビデオを見る夜が多い。

竹中直人初監督の「無能の人」(1991年)を見た。
漫画家つげ義春の同名漫画の映画化だ。

このビデオはもう10回は見ているだろう。
原作を先に知って後で映画化されたそれを観てガッカリする
ことは多い。
でも、これは原作と同じかそれ以上の出来だと思う。
脚本、カメラアングル、配色、キャストや音楽の使い方。
そのどれもこれも、すべてが僕にとっては最高だ。
つげ義春の漫画を映画にしてくれてありがとう!竹中監督!


つげ義春は、高校の図書館で「ねじ式」をみてこの漫画家に
はまった。
一時期ずっと図書館でつげ義春と萩原朔太郎を借りていた。
図書館のお姉さんが「わたしもその両方好きなのよ。」と
言った。
華奢でロングヘアの美人だった。
しかし年上はどうも・・・と高校生の僕は思った。
もっとも、僕がどう思おうと相手にされなかっただろう。

「無能の人」を見ながらそんな事を思い出し、付けっぱなし
のまま寝てしまった。

今夜はそのつづきを観ることにした。





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