妻がカタクリの花が見たい、というので兵庫県丹波市にある
『清住カタクリの里』まで行きました。
カタクリの花は春の妖精とも呼ばれ日があたり気温が上昇すると開花します。
古名は堅香子(かたかご)というそうで万葉集にも詠まれています。
「もののふの八十乙女(やそおとめ)らが 汲(く)みまがう
寺井のうえの 堅香子の花」(大伴家持)
と、看板に書いてありました。
で、カタクリ園の入り口は、
無人でした。
ここの関係者も、ほかの見物人も誰もいません。
もう花の見頃は終わったのかな?
遅かったのかな?
そんな気にさせる寂しい入り口でした。
とりあえず行きました。
順路。どっちへ行ってもいいような立札があります。
はたして見頃は終わっていたようです。
カタクリが一面に生えているのですがほとんど花が散っています。
わずかに咲いているカタクリの花です。
淡い紫色の花びらが反って咲いています。
可憐な花でした。
一面に咲いているとさぞかし綺麗だったことでしょう。
ちなみに、かたくりの花言葉は
「初恋・さびしさに耐える・嫉妬」だそうで、
そういわれたらそうかな、と。なんとなく。
初恋…いいですね。
何回でもしてみたいものですな。