40年近く阪神タイガースのファンでした。
どこの球団のファン?と問われて阪神以外を答えたことは
ありません。
万年Bクラスと言われる時期もありました。
阪神相撲部屋とバカにされた頃もありました。
それでもどこか応援したくなる愛着がありました。
村山、江夏、掛布、田淵、バースほど超有名ではないけども、
印象に残る選手がたくさんいました。
藤田平、遠井ゴローちゃん、川藤、平田、ラインバック。
個性的な選手が多かったですが、弱かったですね。
開幕当初は飛ばします。
もしかしたら今年はいけるんじゃないの?という淡い期待も
空しく、そのうち連敗だの球団がもめるだのして、ずるずると
指定席の4位5位あたりを徘徊するようになります。
そんな阪神でしたが、1985年。吉田監督第1期目の時、真弓、
掛布、岡田、バースの最強打線が爆発し、とんでもない勢いで
優勝しました。
ビックリしましたですよ。
昨日まで鉄棒の逆上がりが全く出来なかった子が今日突然出
来るようになった、みたいな驚きと喜びが交差しました。
阪神タイガースファンとしてとても熱くなりましたね。
誇り高く六甲おろしを歌っていました。
振り返ればその頃が僕のファンとしてのピークだったと思います。
今年、阪神が負けても悔しいという気持ちになりません。
あ、っそ。でおしまいです。
気持ちが離れました。
理由はいろいろ考えられます。
そのひとつひとつを取り上げても、そのどれも核心ではありません。
恋が醒めたようなものです。
醒めるときはあっけないものですね。
阪神ファンをやめました。