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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

何も変わりない一日と思ったら 

2008年03月14日 | 今日も生かされて
昨夜からの雨がずっと続いて、どんよりと暗い一日だった。
せっかく春へのちょっとした衣替えもして、明るい日差しを待つのに肌寒い日はあるのだ。
あの、植物園で見た白加賀の梅の木、白い清楚な花をつけていたけど...なぁ..

午後遅くの便で、CD2枚とDVDが届いた。先日、市民狂言会にご一緒させてもらった友人からだった。
『千の風になって』(新井版と秋川版)の詞が心に沁みる。
今もそっと静かに流しながら。聴いているのは、新井満さんのCDのほう。
 
ことば一語一語の扱い方、亡き者の思いに引き込まれる気がする。
包み込む優しさ、あたたかな音感だ。
詩の朗読もいい。
  秋には 光になって 畑に 降り注ぐ
  冬は ダイヤのように きらめく 雪に なる
  朝は 鳥になって あなたを 目覚めさせる
  夜は 星になって あなたを 見守る

静かな心で いつまでも聴いていたくなる。
  あの おおきな空を 吹きわたっています

雨の中、フツーに終わってしまうかに見えた今日、新井満さんの「千の風になって」の世界に浸れた。


弟よ、娘たちは新しい世界に羽ばたく春を迎えていますよ。
あなたの思いはちゃんと受け止めていくでしょう。
コメント
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