資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

株式投資の本質はパチンコとそう変わらない

2022-10-16 16:21:34 | 投資日記
儲かるっていうのを想像するとわくわくしてくるし楽しいからなんだろうなと。
うまくあたれば「有能」の称号がもらえるし。

その金があるから何かを買いたいとかではなくて、ただ、欲しいっていう感覚かな。
ある種達成感の為にあるみたいな。ゲームみたいなものなんじゃないのかな。

株式投資は射幸性があるし、なんなら知的でもある。世界を感じられる。
金もかかってくる。そういう意味で真剣になれる。その中で勝負をしてかったら自分の力として誇示できる。おらぁ、どやぁみたいな。
何よりも手に汗握る勝負がしたい。その中で勝ちたい。勝つためにはどうするか考えがある。これを実行して勝利を掴む…!!的な。

なんで、本質的にはパチンコと変わらないよね。って感じ。良くも悪くも。なのでパチカスの親父を俺は笑えない。
あれこれ考えて張って結果が出る。そういうプロセスを楽しんでいるって感じかな。パチカスは勝つ為にやるんだけども、それだけじゃないよね。それと一緒。

知的なパチンコ。より真剣になれるゲーム。合法賭博。それが株式投資。時間潰れるし。
爺さん連中の縁台将棋、子供ミニ四駆のチューニング、この辺りと大差ない。

目標の為に自分なりに色々考えて、調整加えて戦術を練って、結果を見てはさらに調整を加えより良い出力を出す…。
こういうのはまぁ、人の性なのかもね。考えを試したい、試した結果を見てさらに調整して上を目指したい。みたいな。
考える葦とはよく言ったものだな。

低営利率がいい理由

2022-10-16 11:38:50 | 投資日記
まぁ例えばだ、バネがあるとする。行よいよく「びょーん」って跳ねるのはどっちか?

①押し込まれて縮み切ったバネ(線間密着した状態)
②押し込まれてないただのバネ
③伸びきったバネ

答えは明白だよな。①だよね。会社の業績も同じさ。

例えば売上や発行株式数が一定の状態でEPSを5倍にするとする。以下の会社でどこが一番実現性高いか?

①営業利益率1%
②営業利益率5%
③営業利益率20%

答えは明白だよね。①だよね。だって以下の通りなんだから。

①営業利益率1%⇒5%
②営業利益率5%⇒25%
③営業利益率20%⇒100%

もはや③は不可能でしょ。原価もコストもない状態なんだからさ。②は20ポイントも率を改善しないとならない。①は4ポイントの改善で住む。

ま、もちろん業態とか環境によるんだけどね。1%台なんて卸売りか商社しかおらずそれらが5%やるってのは業態変化させないと土台無理なんで。
※逆に言えば業態変化させると結構来る…小売業者がメーカー化する場合は、大きな波が来るというかな、そもそも利益構造違うし、小売りなので売れ線知ってる。
 なのでそれに当て込んでパチモン作って安く売れば売れる的な。

でも、まぁそういうことよ。営利は低いほうがいい(ただし後で改善される場合に限る)。


売上は需要に、営利率は独占力(価格行使力)に、PERは投資家の共同幻想に依存する。

2022-10-16 11:10:48 | 投資日記
株価の構成元素は主に三つ、売上、営利率(経常率)、そしてPER。
でそれぞれは以下に依拠する。

売上は需要に、営利率は独占力(価格行使力)に、PERは投資家の共同幻想に依存する。

まぁ抽象的だよね。抽象的なんだけど、実際問題そういうものだと僕は理解している。
結局のところまだまだ需要があり、価格行使力が今後ますます高まり、それでいて割安なものが最良。

投資対象は上記からスコアリングするとよいと思っている。
よく分からないなら投資するべきではない。

投資スタイルに合わせて重みづけが必要になってくると思うけど。やっぱ「ぼくがかんがえた、げんじつてきな、さいこうのとうしあんけん、ちょうきでファンダメンタルなやつ」は以下。

①売上余地が現在の10倍以上、この余地っていうのは相当現実的な数値。
②低い営業利益率、できれば2%以下。
③PERは15倍程度。
④カテゴリーキラー級の強いビジネス(競合は敵ではなくただのエサレベル)。

一番大事なのは何かっていうと、①と④。もうね、④があればリーチ掛ってるようなものだから。

そんなキラー級のビジネスってすぐわかるの?っていうと、やっぱわかると思うんですよ。だって明らかに違うから。
むしろ分からないのであればキラー級じゃないからやめておいた方がいいという具合かな。

まぁ例えば、
個人商店に対するコンビニ。
商店街に対するジャスコイオン。
町の家電ショップに対する家電量販店。
街の家具屋に対するニトリ。

そういう感じ。「あ、既存死んだな…」という言葉が出てくるかどうか。かな。
今まで既存店を使ってた客が、こぞって乗り換えるのが想像出来たら、そりゃキラーだよねって話。

もはやブラックホールに飲み込まれる恒星のように、抗えないものであると。
で、④があると①も見えてくる。だって既存業界の市場規模がそのまま成長余地なんだから。

そうすると①が最終ゴールになる。どの程度の時間をかけて食いつぶしていくのかというのが成長速度となる。
この速度は業界によってまちまちだけど、早ければ1-3年、遅いと20年とかかな。
※早いってのは例えばメーカーね。耐用年数が短い商品とかだと速度は非常に速い、身近なところだとスマホ、3-4年サイクルで置き換わりが発生。
※遅いところだと、不動産とか。建てちゃったら何十年も使うからね。

とりあえず④と①が大前提。②はあったらいいな程度。③も強烈な割高感がなければいいのかな(こじつけでPSRなんか使い始めたらやめといたほうがいい)。

そうだね、イメージとしては大室山の野焼きかな。

④は枯草に火をつけるような行為。枯草に火をつけたら燃え出すのは必然でしょ。そのくらい必然なキラー度。
①はどこまで燃えるかという範囲ね。そりゃ枯草がある範囲にとどまりますわな。ということで枯草がある山全体が市場規模。



ぼやレベルの時に投資するといいよね。多少高くても後はエスカレーター式よ。慶應義塾幼稚舎に子供を入れる的な。後は恙なく進行してくれればOKー

タグ付けによる投資法

2022-10-16 10:59:53 | 投資日記
例えば海外売上比率から為替の影響度が取れる。



もっと細かくして円⇒ドルとか円⇒??との比率とか、人民元⇒ドルとか??⇒??で為替ベースでどの程度原価が上下するのか、
差益が取れるのかなんかを探ることもできる。

小さい企業だとこういう所のバリュエーションが株価にリアルタイムで反映はされない。
四半期決算なりの実数値に乗ってから評価される(それすらも大してされないケースもままあるけど)。

ならば最初からこういう為替なりその他の市況がどの程度当該企業の事業に組み込まれているのかを確認分析し、
タグ付けしておけば市況変動がどの程度実数値に影響を及ぼすのかをリアルタイムで取れるよねって思う。

別に為替だけじゃなくて、例えばマテリアル系の市況とか、もっといってしまうと、
各企業の販売サイトなりで在庫状況を抜き出したりしちゃうとか。定期クロールかけて。

あぁそういえば、随分前にスターフライヤーが赤字ブッコいてた時にANAが助けたんだよね。
実際に助けたとは言わないんだけど、座席買取しててさ、どの程度の枠を買い取ってるのかを確認するために、
ANAの予約サイトに入ってスタフラ便の枠を逐一チェックしてたなぁ。結局投資しなかったけどね。代わりにスカイマークというその後倒産する企業に全部入れて飛んじゃった。ははは。

今の時代はネット全盛期だからね。ネットで集客しているビジネスだったら結構落っこちてると思うんだよね子の手のネタ。
自分は今中古車事業に投資してるんだけど。例えば集客にはグーネットとかそこいらのサイトに車の情報をだしてるわけよ。
じゃあその情報を逐一引っ張ってきてどの程度のサイクルで売れてるのかとか見れば、まぁ粗方の販売台数は四半期決算出る前にわかるよね。とかね。

とにかくセンサー類をいろんな場面で打ち込んでおくっていうのかな。
侵入者警報じゃないんだけど鉢合わせする前にセンサーはっとけば検知できるでしょ。

非常に手間がかかるし面倒なことなんだけど、そういうやり方もありだよなって思った。

大半の社長は数字読めてないのでは

2022-10-14 23:06:36 | 投資日記
プリントネット、だめかぁ…なーんちゃって。まぁ及第点かな。ダメっちゃだめだけど。

前期数字は直近の予想から28%上方修正、抱き合わせで今期数字は前期比11%減少。

まぁなんだろ。決算跨ぎだけで食わせてはもらえないって感じだな。

1年程度時間をかけて醸成していくしかない気がする。ただね、1年もかけてたら自分が賭けてる要因が薄くなっていくのであんまりやりたくない。そうね、なんだろうね、
結局はその程度の要因って感じなんだろうね。

ま、来期予想っていうのは社長のお気持ち表明みたいな部分が大きいので、あんまり意味がないというか…。んー本当に意味がないかどうかというのは実際にデータでとってみるか。上場企業の過去の修正履歴から傾向をみるとか…まそれは四半期決算繁忙期が過ぎてから、他のデータと一緒に取得しましょう。


んー自分の経験から察するに、大半の社長は数字読めてないと考えている。社長で財務諸表読めてない人かなりいると思われる。それも上場企業の話。売上しかみてないとか。営利とか経常までは見てるけど、なんでその数字になるのか分かってないとか。木を見て森を見てないとか。恐らく、投資家の方がよっぽど見れてるだろうなと。自分自身も、社長という立場では確かにそうなんだよね。結局決算で出てきた数字をみて「あぁこうなってるのね。」「結果はこうなのね。」とか思うくらいだしね。手前味噌だけど自分は財務諸表とか中を探るのが好きで、一人社長なので月次で数字をつけたりしているけど。それでもたまにしか全体像はチェックしてないな。一応項目としては常に見れるようにはしているけど。日々の数字見てどのくらい儲かってるのかとかはザル勘定でおえてるんだけど、まじまじと全体を見て数字を作り込んでくる社長って珍しいんじゃないかなと、むしろ投資家とか経営企画。財務部長のほうが段違いで分かってる可能性も大いにある気がしてならない。でも社長に嫌われたくないから本当のことを言わない。言えない。

投資家の前ではわかったふりしてるけども、スライドに書いてあること以外は財務部長とか経企の連中に丸投げ状態ってのが実態じゃないかなと。

じゃあ誰が数字作っているのか、っていうと多分、財務部か経営企画部。経企あたりが各部門から数値を吸い上げて組み立てて、社長に上奏して味付けして外に出すみたいな感じかな。
もしくは前期数字に社長が味付けをして、経企が分解して今期数字を作り各部門に卸すって感じか。ま、後者の方が妥当か。

で、味付けだけど、もうこれは数値計算というよりも、雰囲気とか気分とか体裁とか世間体とか自分のポジションを意識しての事だろうな。
とても人間的な所で数字を作っている気がしてならない。

「前期下方修正したから、抱き合わせで落としてしまえば、怒られるのは一度で済む」
「さすがにこのくらいはやらないとまずいよな」
「気張りすぎた数字出して下方修正出したらみっともない、無能の烙印を押される」
「いざというときの為にバッファは持っておきたい」

とか

「中計でこの数字出してるから無理糞でもこれでいくしかない」
「保守的に出し過ぎて上方修正かましたら、目標値が低すぎるだけと無能の烙印を押される」
「各部門にコミットさせたからこのくらいの数字は行くはず」
「社内のモチベ維持の為にもこのくらいの前年比成長率は必要」
「今の調子ならばこのくらいはいけるだろう。東大卒の経企のエースも言ってるし」
「前期も調子よく達成できたし今期も余裕っしょ」

とか

なんでその数字になっているのか、よく理解していない。そんな社長が多いんじゃない。

最近読んだ本でもあったな。某計器メーカーでの事。

①某主力製品の原価率を1割削減出来た。
②社長に報告したら大喜び。「これで粗利率が改善できる、よくやった!」と。
③でも実際のところは、コストがかかってる自社開発モジュールを安い中華製品の部材で代替しただけ。
④自社開発モジュールの開発者群は他の部品開発に回されたから固定費そのまま。

みたいな話。

まぁもちろん、全員が全員そんなんじゃないだろうけどね。でも全体の8割方がそんな社長な気がするよ。