とっかかり

髪の毛が伸びたなぁ～・・・そうだ、一年も美容院には行ってないんだった（笑）

頭の上にちょこんとお団子を結ぶ。
お仲間から、
あら～伸びたんだねぇ～いいじゃない？・・・まぁ・・・お世辞だ（笑）
師匠が　”意地悪ばあさん”みたい～って笑う。
それは可哀そうよなどと周りが言ってくれるが、私は別に腹も立たずニヤニヤ。
あら、ムーニン谷のミーみたいだと言ってくれないかなぁ～～なんてやり返す（笑）

何気にちょっとした、例えばヘアスタイルや着てるTシャツの色や模様、持って来た袋やバッグ・・・ドアを入って入って来た様子からなど、
仲間が集う度に、面白おかしい話のネタを探して、会話のきっかけが出来て、その場の空気が膨らむ。とっかかりになる話を探してる（笑）
お～～平和だなぁ～
その一寸が笑えるのを皆心のどこかで期待している。

其々の人生を抱えてるとは思えないくらいに、その笑顔の裏にどれだけの艱難辛苦があるんだろうね・・・などと、時々ひどく冷めて想像する。
こんなのは社交辞令だし、うそぶく世界だし、冗談と冷やかし、ホントは嫌だなぁとか、
生真面目な時代には付いて行けないわ・・・などと思った若い頃もあった。
それから40年・・・
ほほ・・・きみまろさんみたいな言い方だけどさ（笑）
そうだね、
思えば私もそういう世界もちゃんと受け入れられるようになった年代でして（笑）、、、

辛い思いの上下は無くて、重さの比べ方は出来なくて、
それぞれが抱えた人生を何とか上手く凌ごうと日々を暮らしているのだな・・・と思える。
そんな風に思えたら、
自分のやってる事やしようとしている事など、ホントに屁にも劣るかも・・・だな～（笑）
屁にも劣る人生でも何とか凌いで行けば、何か大きな発見もあるかもしれないじゃないか・・・
待つ事も受け入れる事も時には大事だね・・・
何でも一度は飲み込んでみる・・・それから考えたらいい、自分の後悔しない方法がきっと見つかる・・・・
亡くなった友人が昔言ってた。
彼女は私より二つ年下だったのに、私よりずっとずっと大人だった。
もう、七回忌も過ぎたのに、今でも彼女は私の身近な人だ。
そういう出会いがあった事が私の幸せと思えるようになった。
こんな時、彼女ならなんて言うだろう・・・
そう自問することが近頃多くなってはいるけどね・・・(^_^;)
とっかかりは、
一つ笑えるネタから始めたい・・・（笑）