kyon's日誌

つれづれに・・・

食のジェネレーションギャップ

2013年06月16日 | 日記
実家と自分達の住まいを行き来して感じるのは、やっぱり食事。

一頃ブレイクした、あの、「キンは100歳、ギンも100歳」って、覚えてるかな?
母が食事をしている時に、あのCMを思い出すんよねぇ~(笑)
TVで特集なんかしてたね~・・・
んグんグと食べる様子で、何だかしっかり自分の世界で生きてるわ!・・・みたいな微笑ましい感じのコマーシャルだった(笑)

硬いものが食べられないから、好んで柔らかいモノ、入れ歯を入れなくても食べられるもの・・・入れ歯さえ装着が面倒臭いらしい(笑)
だからスープの類を作るととても嬉しがる。
けれど、食感も大事だし、噛むという顎の運動も必要だしねぇ~・・
時にミキサーでガーっと砕いて、或いは、とろ火で煮込んで・・・
油物もあまりヨロシクないようだし、薄味だし・・・おひたしなども柔らかめに茹でて菜っ葉は細かく切って・・・などと、食べる物に結構気を使う。。。

味覚だけはしっかりしてるので、結構味にもうるさ型(笑)
けれど、美味しいって言ってくれるとホッとしつつ、一つでも旨いもんとして食べれて良かったなぁ~って。
で、発見したのは、皿を一つづつ食べ切っていく・・・およ・・
これって、昔、子供らの給食の時にも話題になった事があるが、
回し食いってぇのが出来ないのは食事の楽しさを感じさせない云々・・・ってあったなぁと思い出した。
だから、好きなものだけ先に食べ切って、次の惣菜を・・・っていうとお腹が一杯になって食べられない・・・ふぅ~~む・・・一皿分を少なめに・・・か・・・(笑)

ねぇ少しづつ沢山の副食を摂らんとねぇ~・・・とお勧めするが、何せご飯が大好き(笑)
ちゃんと米を食べないと力が入らんってお粥は結構な量を食べる(笑)
そんなに沢山は食べられないっ!・・・
ふぇ~そっかぃ・・・だすなぁ~ハイハイ85歳だったねぇ~(笑)
けれどちょっとは作る私に気を使うらしく、それなりに食べてはくれるけどね(笑)
で、何でも食べる人だと思っていたが、意外に好き嫌いも激しかった(笑)
あらら・・・
そして、子供の頃に食べていたものを食べたがる。
まぁ、その辺は私もそこそこいい歳なので(笑)、分かる~(^^ゞ
で、その頃に食べてたものって何?って聞いたり・・・へぇ~?ほぉ~?などと想像力を掻き立てるような食べ方とか食材とか・・・な~るほどねぇ・・・昔の人の知恵だなぁ~

あの姥捨て山の話・・・親孝行な息子が老いた母を連れ戻り、隠し、殿様の難題を老いた母親に聞いて褒められ、姥捨てをしなくて済んだ・・・っつう
ま、モノの無い時代に人は工夫と先人の知恵を生かして凌いで来た・・・

母は山の民の生活だったから、そういう食の工夫が沢山あったのを教えてくれる。
ちょっと尊敬しちゃったさ(^^ゞ

家に帰ると亭主が、子供らの作る食事は油物が多くて胃袋が疲れる?
ふっ・・・あ~たも歳ねぇ・・・世代間の食は好みが体に合わせて違うのよ・・・
ケッ!ケッ!ケっ!・・・ニヤリと私の意地悪心が笑う。
コメント
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