kyon's日誌

つれづれに・・・

叔母孝行

2017年04月25日 | 日記
朝からええ天気だす。昨日もええ天気でした。
昨日、あの天気を利用し、亭主は叔母孝行で角館の桜を見せにドライブ。

角館は桧内川沿いの土手にズラズラ~っと桜が咲くと、本当に美しい世界となる。
こちらのブログ前にHPを作っていた頃はその写真も載せたりした。ワタシも何度か角館は訪れている。
小京都と呼ばれるような田舎なれども風情のある町である。
演劇集団「わらび座」の本拠地でもあるし、その施設も見学ができる。
少し行けば田沢湖の温泉郷もある。樺細工なども有名だから今更紹介するほどではあるまいが・・・
古い武家屋敷が一画にある・・・門扉や塀が割と低い目に出来てて、もしかしたら昔の日本人は身長が一般的に低かったのだろうと想像させる。
黒光りしたような屋敷内の柱や床は得も言われぬ情緒を感じ、そんな風情を感じるのはワタシもどことなく都会人感覚で見ているからかしらと疑うが(苦笑)・・・まぁ、江戸の世界を垣間見る感覚ではありますよね・・・
その武家屋敷辺りには見事な枝垂れ桜もあり・・・花見の時期には観光客でゆっくり歩けないほど店なども立ち並び、その一画だけが世界が違う・・・しかし、桜は満開ではなかったようだが叔母母娘は満足だったらしい。
何にせよ、それはめでたし・・・である。

叔母も90歳・・・元気なもので、いまだに野良仕事をちょいとやる気力もあるようだから、もう少し長生きしてくれそうだ。一人娘と二人暮らし。
一人娘もワタシと大して歳も変わらず、嫁には行かないが、今は更年期気味で体調に異変もありながら、ちょいと口煩い母に良く仕え、支えている。
亭主の親の兄妹は全て90歳過ぎまで生きたので(叔母は4人兄弟の末っ子)、自分もこの母を90過ぎまで生かさねば・・・などと笑って言ったりしてる。見上げた母娘である。
思えば、長生きを喜ぶように昔の日本人は年寄りを大切にした。叔母母娘はそうして生きてる感じが凄いなぁと思う。
叔母はこの一人娘が心配で出来るだけ長生きせねばと思っているように感じる。何かそういう気概があるのは実に結構なことだ・・・それも生きていく為の必要な力だなぁ・・・と感じる。
冬には雪かきもするし、歩行車を押して歩くような訓練も自ら進んでやっている。
漬物を漬けたりするのも面倒になったとはいえ、また漬けて我が家にもお裾分けがある。
ありがたいことに、亭主を甥っ子として見てくれているせいで、何かとお世話になっているのでたまには孝行しようとドライブに連れ出したらしい。

ワタシは家の中で淡々と縫物をして過ごした。
コメント (4)
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