kyon's日誌

つれづれに・・・

「世界で一番貧しい大統領」・・・

2016年04月09日 | 日記
日本人は本当に幸せですか?
と、若者に問う80歳の異国の大統領だった方がニコニコと懐っこい笑顔で言うのですね・・・ちょっとドキリとします。
日本の若者は老人より幸せだと言えますか?・・・って、、
インパクトのある言葉をサラッと言う・・若者もドキリとするでしょうね・・・
いや、ワタシの方がドキリとしてしまうくらいだから・・・(笑)

「世界で一番貧しい大統領」・・・絵本にもなってしまったウルグアイの前大統領が来日してるとかで、昨夜は特番のLIVE放送だったね・・・
仰る事がよくよく偉いお坊さんに講和を聞くような・・・とは、池上氏の例えであるが、まさしくね・・・

貧しいか幸せかの意味を問うている。
ワタシには戦争が無い安全な国が一つの象徴でもあった訳ですが・・・今や、それもアヤシイ状況になってきている現実にもドキリとするが。
貧しさは、勿論その人の心の豊かさを問うものであるから、そこはよ~く分かる。賛同も出来る。
しかし、今の老人よりも若者は幸せかと問うのに至っては、、、
若者より老人の方が不幸感が強いのではないかと首をかしげてしまった。

いや、幸せな老人も居るのだろうと思う。
幸せをどの辺で問うかというレベルというか程度問題でもあろうし・・・。
家族と暮らせ、家族の中で存在感を持って大事にされている感は幸せな老人の一つの姿だろうし、けれど一人でも思うままに拘束感無く自由人で生きられている老人も幸せなのだろうと思えるし・・・どの辺で「足る」を「知る」かは其々の生き方や人や社会との関わり方で違うように思える。
しかし、しかしなのであるよ・・・
介護され、プライドを捨てて己の無い老人や、所詮オムツに始まってオムツに終るような今の多くの老人が抱えている現実は、決して幸せとは言えないのではないか?・・・とワタシには思える。いえ、キレイごとを言うつもりは無い。
介護の疲れから事件や事故が多く発生する今の日本は本当に幸せであると認識させる得る国だろうか・・・とも思える・・・。

けれど、ワタシは日本国に籍を置く日本人であるから、この決められた枠の中で如何に心を富ませ日常を心して生きようかと知恵や工夫をしながら自分を生かし続けていることに不満を述べる気は無い。
もっともっとと欲しがるこの国の現状を憂いてはいるが、自分の中で如何に折り合いをつけていこうかと悩む日本人でもあるのを不幸とは思わない。

人って、本当は狭い空間の中の小さな人生を、懸命に生き抜いていく生き物なのだなぁと感じるだけなのだ・・・

まぁ・・とりあえず、
二週ぶりの太極拳の教室に行ける幸せに感謝してるさ・・・(^^ゞ
コメント (11)
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