kyon's日誌

つれづれに・・・

懐かしい梅ヅケ

2015年06月29日 | 日記
曇り空の雨アリの月曜の朝・・・
外周りも家の中もボンヤリ感があります・・・
でまた、
雨が降ってるせいかしらん・・・肌寒いのよねぇ・・・(^_^;)
半袖の上からもう一枚重ね着してますだ・・
靴下も履いたらいいかしらねぇ・・

NHKのあさいちの梅の効能の話をフムフム、ほぉ~と見るともなくボンヤリ見てました(笑)いやぁ、凄いじゃん、梅パワー・・・

子供の頃、青森の五戸町の祖母の家に居ましたけど、
そう言えば、ウメボシ漬けを見てたなぁ・・・と思い出した。

可愛がってくれた一人に「ガガ」様が居まして、
ワタシも最初は意味が分からなかった(^^ゞ
「ガガ=お母さん」なんだね(笑)
婆ちゃんも、長男の子供らも「ガガ」と呼ぶし、近所のオバちゃん達も呼ぶし、
つまり、昔はお嫁さんの名前を個人名として呼ぶということはあまり無かったのでしょうね・・そこんちのお母さん・・・総称な訳ですね。

そのガガ様と縁側で他愛無いお喋りをしながら、ワタシは不思議な気分でそれを見つめてた・・・
手頃な甕に、種を取って干した梅がズラ~ッと平たいザルに並べてあって、
多分、塩漬けした赤シソの葉に、
「丁寧に包むんだよ」・・と言いながらワタシも真似る。
隙間が開かないようにピチピチと漬け込む・・
で、一段、二段と重ねて、適当なところで軽く砂糖を振り、・・・てな具合。
甕のクビレのところまで漬け込むと赤シソを蓋代わりに敷き詰めて平たいお皿をかぶせて甕に見合う漬け物石を置き、油紙のようなものを被せ、紐で縁を括り・・・

単純だけど、一つの仕事が出来上がっていく過程が面白い訳です。
ガガ様の手は魔法使いのようで、機械のように正確な訳です。
話し方も穏やかでね・・・ガガ様が大好きだった。

確か、ウメボシ漬けとは言わず、「梅ヅケ」なんて言ってたなぁ・・・
丸のまんまじゃなかったからかしらね~。

梅ヅケは、甘くて酸っぱくて少ししょっぱくて・・・
もしかしたら、
あの甘みは杏だったのかもしれない・・・実が少し大きめだった気がする・・・
秋田にも杏のシソ漬けなるものが売られているが、甘ったるいが過ぎる。
ワタシにはやっぱりあの懐かしい味がいいな、と思う。
いつか、ワタシも漬けようかなぁと思いながら、自信が無くていまだに漬けて無い。

ま、ガガ様の家族を思う気持ちが美味しさを増したのかな?(笑)

でまぁ、何にしろ、梅は効能が沢山あるらしい・・
お疲れにも熱中症にもいいんだって?
昔から食べられてきた食材というのは凄い力を持ってるものですね~・・
コメント (10)
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