kyon's日誌

つれづれに・・・

「103歳になってわかったこと」

2015年06月10日 | 日記
散歩友と本屋で待ち合わせた。
あれこれ浮気して乱読だったので(いえ、人では無く本です)、また葉室さんの文庫本はないかと探していたのですが・・・
またまた寄り道読書・・・っつうか・・(笑)
一つの答えのような本の題名に魅かれた(笑)
へぇ・・・「20万部突破」のスタンプ付き・・・
楚々と空を見つめる一人の老女が装丁に写っている・・・もう、これだけで、何だか魅力的。
篠田桃紅さんと仰る・・・103歳!!
「人生は一人でも面白い」なんて題名の下に書かれている。
ふむふむ・・・
パラパラめくってみると、語録のようなものが大文字で書かれていて、少しの文章が続く・・・まぁ、何処から読んでもいいのだろうし、気軽に読めそうな工夫だし・・
よくある著名人の語録っぽくも見える。

実は「ソラリス」があまりに小難しい感じだったので、と言って、面白くない訳では無く、それなりに読んだ後もあれこれ考えたりしてしまうから、それはそれで妄想を膨らませてくれるのでいいのだけど、
少しこんがらかってしまったお粗末な脳細胞を浄化したい?気分が何処かにあったから、そんな気分で葉室さんを探してたのだった・・
彼の本は心を真っ直ぐに修正してくれる気がしたのね(笑)
でも単行本は中々発売してくれないのよねぇ・・・(笑)ま、いっか(^^ゞ

という訳で、
”「いつ死んでもいい」なんて嘘。生きてるかぎり、人間は未完成”
という帯に書かれた言葉・・・
母もいつも言う言葉でね・・。
まぁ、キーワードがピタッとパズルのように合ってしまった・・・あはは・・
ワタシ自身が長生きしたいとか、コツは?的に選んだのではない。
そこは全然期待していない。

この先の細かな青写真がある訳でも無い。長いスパンのコンパスが漠然とあるだけ。
ん?短足だからかしら~?
あ、余談でした(笑)

で、一つの答えというのは、幾つかのなるほどという文章の中から、あえて挙げるとすれば、この個所かな・・・

「自由という熟語は、自らに由ると書きますが、私は自らに由って生きていると実感しています。自らに由っていますから、孤独でサビシイという思いはありません。むしろ、気楽で平和です。」(「百歳はこの世の治外法権」の文章から抜粋)

母が嘆く死にたくないとか年は取りたくないという一つの答えがこれだよなぁと思う。
けれど、きっとこんな風に思えない人生を重ねて来ただろうし、思い至る発想も無かったんだろうと娘のワタシの独断的な感想だが、
この本を参考には出来ない(当たり前~・・・するつもりもないが(笑))

今の自分の年齢で著者の実感をどれだけ理解出来るかアヤシイが・・・
でも、心の引き出しの一つには入れておきたいとは思った。
それはこれからのワタシも当たり前に通る道だしね・・・

読み始める前からこんなに書いちゃったけど・・・
気が早い?(^^ゞ・・・
これ、「忍」が長く出来なくなってきた証拠・・・ってが~
はっはっはっ・・・
コメント (8)
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