kyon's日誌

つれづれに・・・

練習

2003年05月13日 | 日記
昨日は太極拳の練習をお仲間と自主トレしたのだが・・・午前中だけのはずが・・・午後も会場が借りられるという事になり、4時までやってしまった(笑)。。
しかし、一人だと自分の欠点が分りずらい。。

お仲間、それも先生の様に、ちゃんと腰の位置や脊柱のズレが分るようなお仲間だと、これが本当に助かる。。

客観的に見て、軸がずれてるよと、言って貰えて、それを直してもらえると、大腿部にきつーい負荷が掛かる。。
うわっ・・きついっ!なんて思わず弱音が出る(笑)。。
背筋と片方の踵が軸となっていないと・・・膝などに負担が掛かるので、故障の元になるから、ちゃんと軸に乗れないと、実際正しい太極拳にはならないのだ。。
(想像すると・・野球の王さんの一本足打法に似てるかな?(笑))

けれど、長年の染み付いた体の癖というものが、邪魔をして・・・修正するのは中々骨が折れる。。(笑)
う~~ん・・・何時まで経っても・・・上手くなれないなぁ・・と、悩みは尽きない(笑)。。
昨日はお仲間に実に仲の良い老ご夫婦がいて、二人掛りで私の為に修正をしてくれた。。

奥さんが腰のブレを直し、旦那さんが腕の剄力の伝わりを受けてくれる。。

旦那さんが、前に進もうとする腕に軽く手を添えて、「ん、まだまだ、腕の力だけだ」
腕の付け根の内側を”エキカ”(漢字が引き出せないからカタカナですが)
と言い、そこが縮んでいるぞと指摘。
つまり胸を緩ませて、含胸抜背という自分の体の中の胸と背を緩ませる姿勢が出来ていないという訳です。

奥さんが骨盤の座りを深くしてくれて「ん・・・これでどだっ・・それいけ・・・」などと・・・
すると「おぉ~きたきた」と旦那さんがヨロヨロっと退けぞる。。

そう、足裏から力を伝えて、腰の回転で脊髄についた腕が自然に動くと・・・
ほ~ら、力を無理に使わなくても、ちゃんと相手がヨロヨロとよろけてしまう、体の内側からの”剄力”という力が出てくるのです。。

今のコツを覚えよう~・・・覚えてね・・と自分の体に言い聞かせ、何度もやってみる。。

そう、今はそういう練習を多くしている。

太極拳はある先生が、”省エネスポーツ”だと仰る。
最低限の力で最大の力を発揮する・・とは、言い得て妙である。。(笑)
TVや映画の中で、相手を組み手にならずにぶっ飛ばしてしまうような場面があるのをご覧になる事があるかと思うが・・・
まぁ、TVや映画の話はトリックが多いかもしれないが、実際に相手を力も使わずに触れただけで倒したり飛ばしたりするような事は有り得ることなのだ。
マジックでもトリックでもない。
体の中の骨の位置や回転で、本当に出来るものなんだよねぇ・・・。
こういう練習が重なってくると・・・太極拳は奥が深いことを実感する。
まぁ・・・中々出来ないんだけどね・・(^^ゞ・・何しろ未熟者なんで・・・(笑)
ゆるゆる・・・何度も忘れしてしまう覚えの悪い我が体に言い聞かせている・・・(笑)

仲の良いご夫婦の奥さんはパン作りはプロ級腕前。。資格までもっていらっしゃる。
昨日はその焼きたてパンを沢山戴いて、ホコホコして帰って来た(笑)。。
今朝はそれをいただきま~~~す(*^.^*)




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