kyon's日誌

つれづれに・・・

手紙

2002年06月07日 | 日記
太極拳のC級指導員という試験が去年ありました。
試験は実技で初段以上でなければ受けられず、指導歴3年以上という事も求められますが、別に教室を持っていなければならないという訳ではありません。
試験は全国数箇所で行われ、私は一番近い東京で3日間の講習やペーパー試験を受けました。

毎日、太極拳の概論やスポーツ指導理論、スポーツ医学概論等講習、或いは実技の指導が行われます。もう、こんな状態は主婦としてはめったに無い経験だから、嬉しいような、疲れるような・・・(笑)

当然、食事時間だけが楽しみになったりもするんです(笑)

毎朝、朝食時間に会う方と、お友達になりしました。
石川県から来た方で、私よりも少し年長でしたが、感じのいい方で、直ぐに親しくなりました(笑)
あれこれ講習や試験を終えて別れる時、飛行機で帰るのだと知り、それじゃぁ、空港まで一緒に行こうという事になりました。
離陸まで、少し時間があったので、二人で軽い夕食を食べようという事になり、お寿司屋さんのような所に入りました。

1時間半位でしょうか、とても話が弾みました。お互いの太極拳の事、家族の事、友達のこと・・・などなど・・・どうしてあんなに話が飛んでは戻り、弾むかナァ~。。(笑)
妙にウマが合ったとでもいうのでしょうか。。
ご苦労している方のようでしたが、人生を楽しもうという姿勢が、ある方でした。
実に嬉しい乾杯と美味しいビールでした!(笑)
彼女が言いました。
”ねっ、ズッても這っても、太極拳続けようねっ!”(爆)
”そして、美味しいビールをまたこんな風に飲もうねっ!!”
その言葉を胸に、”飛行機で寝すぎるなよォ~”・・・などと、軽口をたたきあいながら、何度も手を振って別れたのでした。

家に帰って、暫くして、私は手紙を出しました。
季節も丁度今ごろ、梅雨に入ろうかという忘れかけた頃、、、彼女からの嬉しい電話が入りました。
”元気だよぉ。その後どう?手紙は苦手だからさぁ・・・・”
人生の先輩でもある彼女の明るい声が、とても嬉しく響きます。

人生には色んな出会いがあるけれど、嬉しい出会いは忘れないでおきたい。。。

そう、
時々、この離れたおねぇさんを思い出しながら、太極拳の取り持つ縁にあらためて感謝~~(笑)

お~い、おねーさん!元気でやってるんだろうねぇ~?・・・(*^_^*)
コメント
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