kyon's日誌

つれづれに・・・

カナリア

2002年06月01日 | 日記
我が家のお騒がせ文鳥らに混じって、掃き溜めの中の鶴のような・・・カナリアが1羽いる。。

正式にはローラーカナリアという。
一般的なカナリアは小ぶりで、声もソプラノだ。
我が家のローラーカナリアは少し太めのテノール奏者である。
名前は黄々(kiki)という。♂の4歳である。

頭にベレーを被った模様があり、首に襟巻きをしてるようで、全体は黄色の羽である。
目はまん丸の目をして、ふかふかの羽毛で覆われ、体も普通のカナリアよりも大きめである。
(文鳥の目は人間の目と作りが同じで、瞳孔も良く見ると分かる。文鳥より体も大きい)

愛好家は意外に多いらしく、大抵は年配の方がその独特の鳴き声に魅せられているようです。
そう、
ローラーカナリアは鳴き方に特徴があります。

コンテストでは、そのさえずりの特徴に合わせてのチェックポイントが設けられ、審査員がその鳴き方を一つ一つチェックするのです。
小さめの竹篭に入れたカナリアにさえずるように促し、その合図でカナリアが、
ロロロロロ~~~~
クィックィ
ルルル~~~
などと・・・さえずるのですが、
出来るだけ長く、またクレッシェンドやドラム音、細かなチェックです。
フルートの心地良い音楽を聞く様な感じとでも言えばいいのでしょうか・・・。
飼い主も審査員も聴衆も耳を澄まして、真剣に聞きます。私語は控え、静かな環境でのコンテストは、とても風雅です。

kikiちゃんは、そういうコンテストには出られない、いわば落ちこぼれカナリアなのですが、秋田市のローラーカナリア愛好家会長が、知人を通じて下さったものです。

何故コンテストに出られないのかといえば、
彼は最初の第一声が
”キキィッ”と鳴くからなのです(笑)
それが私にはエラク可愛いのですが・・。

しかし、カナリアは神経質ですが、非常に頭も良く、飼い主もよ~く覚えて、律儀な面もあるのです。
普通は籠の外に出して飛ばしたりはしないのですが・・・我が家では、掟破りをして日に一度は飛ばせてやります(笑)

飛行は上手くはありません。体が大きいせいもあり、重いらしく、実にへたくそな飛び様です(笑)
けれど、散歩を楽しんでいます(笑)
飛び立つ時は、必ず、”キュキィッ”と言って飛びます。
私には”よいしょっ!””エィヤッ!”・・・と、まるで掛け声をかけて、自分を励ましながら飛ぼうとするかの様に聞こえるのですが(笑)

話し掛けるとちゃんと返事をし、嬉しい時や嫌な時の感情も、実は豊かです。

そのkikiちゃんが、今朝も朝一のステキな目覚ましオルゴールを聞かせてくれます。。
(*^_^*)
コメント
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