玉ねぎを食べると、血液がサラサラになると言われていますが、押さえておくべき知識がないと、サラサラ効果を十分に発揮できないことがあるようです。
玉ねぎの血液サラサラ効果を最大化するメカニズムがあるんです。
玉ねぎを生で食べると、辛味を感じると思いますが、これは硫化アリルと言う辛味成分。
この硫化アリルが玉ねぎ自身の酵素で分解されると、血液をサラサラにする物質に変わると言われています。
酵素は普段、細胞壁の中で眠っているのですが、一たび細胞壁が破れて空気に触れると、酵素が活性化されて硫化アリルを分解し始めます。
ただ、この酵素は熱に弱いので、十分に分解が終わる前に熱を加えてしまうと、分解が止まって血液サラサラ効果が十分得られません。
硫化アリルも水に溶けやすいので、分解される前に水にさらすと、やはり血液サラサラ効果が得られなくなってしまいます。
NHKの「ためしてガッテン!」によると、酵素が硫化アリルを分解して十分な血液サラサラ部室を作りだすまでの時間は15分と言うことです。つまり、玉ねぎをカットしたら15分そのまま置いておくこと。
それと、酵素を沢山働かせるためには、細胞をできるだけたくさん破った方がいいので、カットの仕方は、ごく薄切りか、みじん切りにするとようでしょう。
この血液サラサラ物質は、熱に強いので、加熱調理しても効果があります。
水につけてしまうと、体にいい成分が溶け出てしまうので、水につける以外の方法で辛味を抜くといいですね(^^)
今度からはそうしてからレンジにかけます。
新玉ねぎの季節が待ち遠しいですね!
今日から15分置いてから食べてみます^_^
佛教では五葷と称して飲食を禁じている野菜があります。ねぎ、にんにく、にら、らっきょう、こうきょ。何と玉ねぎは佛教の禁食にしている野菜なのです。ですからオリエンタルベジタリアンは玉ねぎは禁食です。なぜ、禁食にしているのかは不明ですが、宗教的モノなので食べることはできません。有名な言葉に「五葷山門に入らず」があり、佛教寺院の門前に書いてあります。
これからの時期、新玉ねぎで楽しみます♪
やはり、水にさらすと溶けてしまうようですね。
辛味の少ない新玉ねぎや、ドレッシングに少し漬けておくと辛味が取れるので、そのドレッシングごとサラダに和えていただくと、よいんじゃないでしょうか(*^。^*)
玉ねぎをカットして15分置いた後、水にさらすのは大丈夫なんですか?さらさず、そのまま使う方が良いのでしょうか?ちょっと、気になったもので・・・