花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

完成!ワンタッチ袴

2007-08-19 23:47:42 | 七五三
完成しました!!!!
構想1ヶ月、製作3日・・・ワンタッチで着れる袴。

今年の七五三は車椅子のお友達の着付けがあるので、簡単に着れる袴が作れないかずーっと考えていたんです。

本来袴といえば
①帯を結ぶ
②袴をはかせる
③帯の上から袴の前半分をヒモで後ろの持っていき、帯に引っ掛けて1週して、また後ろで結ぶ
④袴の後ろ半分をヒモで前に持ってきて前で十文字に結ぶ

といった、結構手間のかかる着付けなのです。
ワンタッチ袴は他にも存在するのは知っていたのですが、どうにか寝た状態で簡単に着付けることができないかが今回の課題でした。

巻きスカートのようにし、帯にはベルトをつけマジックテープで止めるようにしました。緩みが出ないように調整フックもつけたので、ある程度のサイズにも対応できます。

今はまだ試作品なので、お友達にはいてもらってフィット感を確かめてからいくつか手直しが必要かもしれないですね。

器用な手先に産んでくれた親に感謝です。

いよいよ来月から七五三モード、やらなきゃいけない仕事はたくさんありそうです。
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浴衣とお色気♪

2007-08-12 23:45:13 | 着物
今日は久しぶりに、着付けのお教室を開きました。
お客様は、着付け初挑戦。
とても熱心で「女優の沢村貞子さんのように、ナチュラルに粋に着れる様になりたい」と語られていました。

あの年代の女性に多い着付けは、決してきっちり着付けがされていなかったり、ちょっとグズグズしたエリ元だったりするのですが、決してだらしなく見えず、自然で素敵なのが不思議。
着物を着慣れている証ですね。

さて、今月は花火月間です。
町中で、たくさんの浴衣姿をみかけますが、最近の浴衣はカラフルなのがとても印象的ですね。

若い子達は、とても上手にヘアアレンジしていて、かなり感心させられますみんなきっと研究しているんでしょうね。

ただ、ひとつ気になるのは「衣紋 エモン」の抜き加減。
首の後ろにぴったり、着物がくっついてしまっている人が多い多い。
この着方だと、どうしても子供っぽく見えてしまうんです。

浴衣を着る時は(着物もですが)必ず首の後ろに、こぶし1つ分スペースを開けるように着付けしましょう。

着物のえりから何気なくのぞく「うなじ」こそ、お色気です そして、涼しく見えます。
せっかくの浴衣姿ですから、色っぽく艶やかに着たいですもんね。
浴衣は涼しげに色っぽく着る事が大切ですよ!
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北海道紀行 その2

2007-08-10 23:43:23 | プライベート
今回、北海道旅行をして感じたこと・・
それは、日本って素晴らしい。

こんなに面積の小さな国なのに、雄大な大地・どこまでも広がる農場・爽やかな風の北海道と青いサンゴ礁・熱帯の植物や生き物・独特の文化を誇る沖縄が同じ国内にある。
こんなに個性の違う所へ簡単に行けるってすごい贅沢かも。

そういえば、北海道の農園風景って面白いんです。「これは何?」というような見慣れない作物が植えてあって、好奇心をそそられました。フワフワした葉っぱの畑がが気になっていたら、なんとアスパラガスと判明。
北海道をテーマに自由研究が出来そう。

さて、帰りは空港にてお土産めぐり・・・
蟹・いくら・チーズ・プリン・北海道のお土産って、どれもおいしそうで魅力的
今、ちまたで大人気で売れきれ続出なのが「じゃがぽっくる」というポテト菓子らしいんです。
残念ながら売り切れで、手に入りませんでした。

購入したのは牛乳ジャム(キャラメルのようなジャムでパンにつけると美味)、SNAFFLE'Sのチーズオムレツト(フワフワで美味しかった)、その他諸々・・。
昔は北海道といえば六花亭、ロイズ、白い恋人、とうきびチョコというイメージでしたが、今は目移りするくらい新しくて美味しそうなお土産がいっぱいで迷いました。
お土産選びも、旅行の楽しさの一つですね。

帰りの飛行機はなんと「ポケモンジェット」。外装の割りに、内装は普通の飛行機と同じでした。

いつか・・北海道一周してみたいなー。
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北海道紀行 その1

2007-08-08 23:40:40 | プライベート
北海道に行ってきました。
実家の両親、兄一家、我が家でいく毎年恒例の旅行。
最近は父の体調も今ひとつだったので、近場が多かったのですが、今回は久しぶりににトライ。

私自身も夏の北海道は初体験でしたが、とにかく涼しい。
関東のうだるような暑さとは大違いで夏の間、ずっと過ごしたーいと思ってしまうほどの快適さでした。

宿泊場所は洞爺湖。
天気は曇りだったのですが、湖のそばということもあり、とにかく霧がすごいんです。
ホテルに着いた時には、真っ白で視界数メートル。
売りのはずのホテルロビーからの眺望も霧で真っ白白白・・・
来年のサミット大丈夫かなー??とつい余計な事まで心配してしまう位、霧率が高かったです。

ただ、時折、ぱーっと霧が晴れて、洞爺湖が一望できる瞬間は出し惜しみされた分喜び倍増。

今回の一番の楽しみはやはり食事。
ずーっと憧れていた「Michel Bras」。
外国人スタッフに案内され、席へ着くと目の前に広がる洞爺湖・・・のはずが、やはり霧。
時々、サービスのように、霧が晴れ湖が出現しては大喜び(なんか、霧にもて遊ばれている気分・・・)

お食事は、とにかく美しい。一皿一皿が芸術品のようでした一品一品にシェフの愛情が感じられます。
味はもちろん美味しいのですが、本音を言えばハーブの味が強く、好みは分かれるかもしれないかな。
(コテコテの日本人舌の私なもので・・・)

そういえば、ホテルでの不思議な光景。
バスローブ&スリッパ姿でお客様がフロアーを移動しているんです。通常のホテルでは考えられない光景。
スパ&リゾートを売りにしているので、お客様には温泉やプールに行くのに、バスローブ姿で行って構わないというホテルの方針らしいんです。
エレベーターで一緒に乗り合わせるとなんかドキドキ・・。
結局、私も同じ格好をする事になりましたが。

でも温泉はやっぱり最高。
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