ミルフィーユ。

８月も残りわずか・・・
こんなに夏って早かったかな～と年々思うこの頃です

夏休みと言えば宿題。
うちのちびっこは私と学童の先生の号令で無事に夏休みの宿題終了～

子供の頃の自分自身を振り返ると・・・・・・

宿題は早いうちに終了夏休みの最後にぎりぎり駆け込む事は無し
自由研究は卵からアゲハチョウの孵化まできっちり観察＆日記・・・と無邪気で子供らしくない何とも計画的なタイプ

その計画好きは今でも変わらないから不思議ですね。
旅行前にはびっちりスケジュールを組立て、ディズニーランドに行く時なんかはファストパスをどう生かして無駄なく乗り物を制覇するか練りまくり


幸い、私の周りは行動的なタイプが多く、一緒に楽しんでくれていましたが、のんびり気ままタイプの相手だったらお互いにすごいストレスを感じてしまうのかも・・・


仕事を始めてからはさらに忙しくなり、朝からスケジュールを立てて行動しないと仕事が追い付かない
足りない時間内でやりくりするので、体力温存の為の昼寝の時間まで決めている状況です


ただ、この計画的な性格はこのお仕事に向いているとよく感じます。

出張着付けのお仕事は技術＆接客はもちろんですが、お客様の情報管理がヒジョーに大事。
時間や場所の変更や、内容の追加等、情報に漏れがあると、当日大変な事になってしまいます

そこでお客様からのお問い合わせ、お申込み成立後の打ち合わせ、資料作成、スタッフへの依頼書作成、前日の連絡、当日の着付け・・・・・

といくつもの段階でお客様を管理しています。
パソコンのデータは、お客様が今どの段階にいるか色分けされていてまさにミルフィーユ状況
この表を基に、漏れが無いように常に管理しているんですね
それでも、１年に数回はちょっとした連絡漏れやら変更忘れなどが起こるから恐ろしや恐ろしや

これからの秋のシーズンはお申込みが多く、さらにすご～い状況に。。。。

このデータ管理が大変過ぎて、１０年後にこのお仕事続けていられるかな～と心配になってしまうほどです。

昨年は春にご予約されたお客様の打ち合わせを夏休み明けにしていたのですが、新規のお客様の怒涛のお申込みラッシュと重なりテンパり状況

そこで、今年は夏の間にご予約済のお客様のお打合せを開始して、今のところ順調順調～

計画好きなので、計画通りに物事が進むととーーーってもスッキリす

もちろん、計画通りにいかない事も多々ありますが、計画性を大事に今年の七五三シーズンも乗り切りま～す

迷宮入り・・・・・

毎日暑いです～・・・
そんな暑さの中、夏風邪をこじらせ、かれこれ2週間　一時は声が全く出なくなりお客様からのお電話に「声が出ないので後日かけなおします」と慌ててお電話を切る始末
皆さんも、風邪にはお気を付け下さい

昨日はキャバクラさんのお店からご依頼を頂いた3回目の浴衣着付け
さすがに、すっかり慣れて手順も用意もばっちり

女の子の方も、3回目とあってか帯結びも前回の帯結びと同じでとか今回はこんな風に・・・なんてご要望も
不思議な事に、回数を重ねた昨日の浴衣達が一番地味でした。
黒色の浴衣が多く、1-2回目には皆が持ってきたボリュームたっぷりの帯揚げは殆どなく、かなりシンプル。
帯結びも「大人っぽく」のご要望が多く、羽がたくさんある結びより、垂れ下がりの大きい和風結びが人気

そんな中・・・

1人の女の子から「着物って左側が上ですよね～？？？」とのご質問。
着付けながら「そうですよ～」なんてお答えしていると、耳を疑う言葉が返ってきたんです

「前回、ここで着付けた時に右上だったんですよ～。お客さんから逆じゃない？って言われて・・・・・・」

じぇじぇじぇじぇじぇ～～～～～

予想外の言葉に、頭が真っ白

着付け場所や日にちを確認すると、合ってるし・・・
女の子はクレームを付けているわけではなく、そんな事があって～位の感じだったので良かったのですが・・・

でも、でも、でも、でも

ありえないんですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ

なぜかというと、ブランクのある着付け師さんはやってしまう間違いかもしれませんが、常時着付けを行っている着付け師は左上で着せるように体に染み込んでいるので、右上に着せろと言われても、簡単にできる訳がないんです
手の動きが全然違うので、かえってぎこちなくなってしまって、時間もかかるし大変

わかりやすく言えば、右ハンドルで運転していた人が急に左ハンドルの車に乗りなさいと言われるような感じ

基本的にお客様の声は100％受け取るよう心掛けているのですが、さすに今回は消化できず
証拠の写真があるみたいだったので見せてもらう事も出来たのですが、他に女の子もいて忙しかったのと、もし本当に逆だったとしても

「本当にここで着付けたの？？」（他の女の子で外で着付けてきて修正をした子もいたので）

という疑問を持ってしまうのも悪い気がして・・・結局見る事はしませんでした。
でも、見せてもらった方が良かったかな～？？？？？？とちょっぴり後悔

その後はスタッフと共にずーーーーっと悶々としながら、仕事をする事に・・・

家に帰って右上で着付けてみましたが、やはり「無理～」っていう位、手が動かず上手く着つけられませんでした
どう考えても、勘違いとしか思えないんです。

結局、真相はわからず迷宮入りとなってしまった、今回の一件
何ともグレーな結果となりましたが、そんなケースもあるので、最後にきちんとチェックして

「必ず最後に確認しているので、絶対そんなことはありません」

と言い切れるようにしなきゃ！！！！と思ったのでした。
仕事をしていると、ほんと色々な事が起こりますね～