花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

素晴らしき世界。

2021-09-09 17:45:38 | プライベート
9月に入り、チラホラと秋の気配を感じる毎日です
七五三のご予約も続々と入ってきて、毎年恒例のお客様との打ち合わせ&資料作りに日々励んでいます
相変わらずのコロナ禍ではありますが、今年の七五三も忙しくなりそうです


さてさて、感動をたくさんもらったオリンピック&パラリンピックが終了していまい、お祭りの後のような寂しい気持ちになっています
ボランティア登録をしていましたが、オリンピックの活動は無観客で予定の仕事がなくなったのと、ワクチンをまだ打てていなかった事から活動を諦めました

しかし・・・

「パラリンピックこそは何としてでも参加したい

という思いから、予定していた活動に参加する事にしました
場所はボートとカヌー競技が行われた「海の森水上競技場」で、お仕事内容は「表彰式の運営」


そもそも、ボランティアに応募した理由が・・・

「オリンピックで着付けの仕事をしたい

という思いからだったのですが、コロナ禍で人との接触制限が厳しい中、着付けの仕事はもちろんなく・・・
ただ、応募時に「式典」希望だったこともあり、表彰式メンバーに入る事ができたようです

仕事内容は「選手の表彰台へのエスコート」と「メダル・ブーケの表彰台へのお運び」
その他に選手やプレゼンターへの表彰式進行の説明係もありましたが、英語が必須との事でもちろん遠慮させていただきました

メダルやブーケを間近で見る事ができたのは本当に貴重な経験でした
しかし、人目につくポジションなので、失敗が許されない緊張感のあるお仕事

トレーに乗ったメダルやブーケを落とさないように慎重に運び・・・
選手を待合場所から表彰台まで案内し・・・

選手案内 → 表彰台の立ち位置指示 → 表彰式の間の見守り → 写真撮影後の誘導 と決まった形式の中でも、様々なハプニングが起こるので臨機応変に対応しなければなりません
車椅子や杖の選手が殆どなので、途中で大きなハプニングが起きないか心臓バクバクの中、なんとかやりきる事ができました

表彰式の様子です →  こちら
※2時間37分位から私の担当です


初めてのメンバー、初めての場所、初めての仕事で久しぶりの緊張感の中のお仕事
ドキドキの連続でしたが、何度もチームメンバーと練習を重ね協力しながら、とても良い仕事ができたと思っています





初めてこのような大きな大会のボランティア活動に参加させていただきましたが、びっくりするほど仕事が細分化されていました
1つ1つのお仕事は小さいのですが、様々なお仕事がまとまる事で、とてつもなく大きな大会が完成するのです
どのお仕事もとても重要で、ボランティアの活動が大会運営を支えている事を身をもって知る事ができました。


参加されているボランティアさんは皆明るく志も高く、何かを作り上げようとする気持ちも強い素晴らしい人たちばかり
1つの目標に向かって皆で協力して作り上げる世界は本当に素晴らしい物でした
年齢性別はバラバラでしたが、すっかり皆仲良しになって学生時代のサークル活動のような楽しさを味わう事ができました
この充実感は日頃なかなか味わう事ができない貴重な経験で、参加させていただいたことに感謝しかありません

コロナ禍で賛否両論があった中の開催でしたが、試合後の選手の様子を見て

「開催でき本当に良かった

としみじみ感じました


ボランティアの思い出は一生の宝物になりそうです
楽しかった思い出を胸に、またお仕事頑張りたいと思っています













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素敵なお着物姿がいっぱいです
コメント
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