花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

今年も1年ありがとうございました(*^_^*)

2014-12-31 13:28:42 | 仕事
今年も大晦日となりました
この1年間も本当にお世話になりました。
そして、ほそぼそと続けているブログを読んでくださり心よりお礼申し上げます
(なかなか頻繁に更新できず、お恥ずかしい限りですが・・・・

さて、振り返ればこの1年、色々な事がありました。

プライベートでは父が亡くなったりと、ちょっぴり大変な状況に・・・
といっても、父は25年前に脳梗塞で倒れて、それ以来ずーっと介護生活。
1人で介護をし続けていた母がすごい
献身的な母の介護に父も幸せだったと思います。
悲しみよりも、25年間不自由な体で頑張った父には「お疲れ様でした」という気持ちの方強かったです。

1人になった母は介護生活が終了した反動でガックシこないかとかなり心配でしたが、
「女性は強し
今では、介護生活時代にゼロだった自由を満喫しているようです。
頑張ったからこそ、感じるありがたみですね。
これからは母親孝行をしなきゃ・・・です。


一方、お仕事の方は新しいスタジオさんや企業様とのお仕事が増えた1年でした
新しい出会い、新しい仕事に刺激を頂き、新たな分野にも挑戦させていただきました。
もちろん、個人のお客様のお仕事も多く、とにかく1つ1つのお仕事をしっかりこなす事だけを考えて過ごしておりました。

自分の未熟な部分や改善すべき点も浮き彫りになり、来年に向けてさらに向上していかねば・・・と痛感。
技術の世界に天井は無し・・・どこまでいっても終わりが無い分、きつい時も多々ありますがお客様に満足していただくべく来年も頑張ります

今年の年始に考えた今年1年の目標漢字は「整」
仕事の進め方や、スケジュール管理に関して過去の失敗を踏まえだいぶ整ってきたとは思いますが、改善すべき部分も・・・
来年に向けても引き続き整えていきたいと思ってます

まだまだ未熟者ですが、来年もどうぞよろしくお願いいたします
皆様良いお年をお迎えくださいませ~

今年、最後のお写真は七五三の美人姉妹ちゃんです
2人ともヘアメイクや着付けにと~っても嬉しそうでした。
お姉ちゃんの日本髪にうっとりの妹ちゃん
4年後にはお姉ちゃんみたいに大人っぽく変身しましょうね
姉妹二人の七五三は華やかで素敵でした~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

起業は○業

2014-12-26 11:23:01 | 仕事
今年も残りわずかとなりました~
出張着付けのお仕事も今日を入れて残り3件・・・
この1年間もがんばったな~(しみじみ

お仕事が一段落してブログを更新できる余裕があるのが嬉しいです


さて、お客様とお話していてよく言われるのが

「ご自身で起業されたんですよね~ すごいです~

という、少し気恥ずかしいお言葉


「すごい」かどうかは????ですが・・・
以前にブログにも書きましたが、この仕事を始めたのは、たまたま目にした「女性の為の起業家講座」に何も考えず参加した事がきっかけ。

敷居の高そうな講座名ですが私を含めて、参加の時に起業を考えていた人は殆どいませんでした。
皆、微妙な年齢で今後どう働いていけばよいの???という 暗中模索の状況

講座の中で、「何か1つ出来るお仕事を考えましょう」という課題で、とっさに考えたのが「出張着付け」
たまたま思いついただけで、本当にまっさらさらの白紙の状態

そんな中、参加していたカメラマンさん(長~いお付き合いの出張撮影ainokoさん)からお声をかけて頂いたのがすべての始まりでした

その後は、あれよあれよと仕事をやる事になり、気が付けば今に至っております

なので、正直「起業」らしい事をした記憶があまりないんです
やった事と言えば「屋号を考える」「名刺作成」「社判作成」「HP作成」位かな・・・
営業らしいことも、収支目標や事業計画も立てず・・・

ほとんど他力本願

ただ・・・これだけはやりました。

来た仕事はハードルが高くてもチャレンジする
仕事(技術)に対する練習、努力を惜しまない
お客様にどうしたら満足してもらえるかを常に考える
受けた仕事には全力投球
仕事仲間に感謝する
「何となく」という直感を大事にする

「起業」はあくまで、「業を起こす」という意味で、決して大した事ではないと考えます
大事なのは「起業」がその後どうなっていくのか・・・・

お客様も自分も喜ぶ「喜業」?
野心だけで突っ走ってしまう「危業」?
自分の世界に入り込んでしまう「奇業」?
機会的に仕事をこなしてしまうだけの「機業」?
ただただお金もうけに執着する「鬼業」?

私が目指しているのはやはり「喜業」

昨日テレビを見ていて美容家のikkoさんの言葉にとても納得しました。
「人が喜ぶ仕事に、お金はついてくる。お金が逃げていく時は人を喜ばせていないと一度立ち止まって考える」

さすが、何かを極めている人のお言葉は違いますね

来年はいよいよ10年目に突入~
素晴らしい「喜業」を目指して、一歩一歩頑張っていきます

さて、本日のお写真は七五三の7歳さん
4年前の3才さんの時にもご訪問させて頂きました(HPの写真館にもお写真が掲載してあります)
久しぶりのご訪問に、2人ともすっかりお姉さんになっていてびっくり
相変わらずの美人姉妹
姉妹で着る袴と振袖の組み合わせてはとーーっても可愛いくておススメです








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頑張れ、先輩!!!!

2014-12-22 14:42:14 | 仕事
今年も残り1週間ちょっと
仕事も少しずつ落ち着いてきたので、ちょいちょいお出かけもしています
やぶそば食べたり・・・ミッドタウンのイルミネーションを見たり、友達のクリスマスパーティに行ったり、ママ友の集まりに行ったり・・・

楽しい時間をすごした代償に風邪をひいてしまいました
少し、無理して遊んじゃったか・・・と反省

年末までまだお仕事があるので、気を緩めないようにせねば

さて、先日ご訪問したお客様とお話していた時の事
いつもは、20年前からお世話になっている着付け師さんにお願いしているそうなのですが、今回はどうしても日にちがあわず花*小紋にお願いしたとのお話でした

その着付師さんがすごい

約20年前にお店をたたんだ後、お店の常連さんを相手に出張着付けをスタートしたそうです
今から20年前といえば・・・・・・・

パソコンが一般にようやく普及し始めた頃?
会社でも1人に1台無かったような・・・・
携帯なんて持っていたかしら???

そんな、アナログな時代に、見ず知らずの土地のご自宅をご訪問
地図で探したのか?お客様に毎回道順を聞いていたのか?

す・す・す・すごい

そして、さらに驚くべき話が・・・・・

その着付師さんは70代という年齢にも関わらず、ヘアと着付け道具がたんまり入ったキャスターバッグを持ち歩き、都内から茨城まで出張しているそうです。

それも、お着物姿で
着物姿での出張着付けも信じられません

自分があと30年後にキャスター引いて出張着付けをしている姿が全く想像できないです
今でもヒーヒー言いながら、ぎりぎりの体力でなんとか乗り切っているくらいなのに~。

世の中にはすごい先輩がいらっしゃると感動いたしました
高齢化が進んでいる着付け業界

大先輩には是非是非頑張ってご活躍してほしいと願っています。
若輩者ではありますが、私も出来る限り頑張ります
着物姿での出張はさすがに無理ですが・・・・

今日のお写真は結婚報告会に出席されるお嬢様です
2回目のご訪問になりますが、とにかくお美しい~
着物に負けていないお顔立ちにうっとりです
お着物も華やかで、結婚報告会にふさわしいお姿でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「経験」から生まれるもの・・・

2014-12-10 11:10:15 | 着付け技術
12月に入りました~
毎年、七五三シーズンが終わってハッと気が付けば、いつも師走
1年の早い事、早い事・・・・

世の中は年末でせわしい雰囲気。
でも、私自身はハードな七五三シーズンが終了し、ようやく通常モードに戻りつつあります
ブログを書ける時間がある事がとっても嬉しいぃぃ
お問い合わせがパタッと減るのも、ピークが過ぎた特徴ですね

今年もたくさんのお仕事頑張りました
日々、お仕事をさせて頂く中で、毎回本当に多くの事を学ばさせて頂いています。
お客様に成長させてもらっているな~と心底感じます

出来るかな~やった事ないな~・・・・・なんて仕事や、お客様のご希望ももちろんあります。
そんな中、不安と使命感の混在する中、ご希望にお答えするべく頭も体もフル回転

頑張って、無事に終了した時に手に入れるものが「経験」という素晴らしい宝物
一度超えたハードルは、次回低く感じるのかもしれません。

初めて妊婦さんを着付けた時
イヤイヤが激しくて、どうにも手が付けられないお子様を何とか仕上げた時
車いすのお子様を着付けた時
とても短い髪の毛でアップをご希望された時
手術後でお腹がひどく膨らんでいるお客様の着付け
脱毛が進行しているお客様のヘア
少しでも紐を締めるときつがる外国のお客様
サイズの全くあっていない着物の着付け
ご高齢でまっすぐの姿勢がとれないお客様
花魁メイクに着付け
見た事の無い小物やつけ帯

様々な状況に直面し、どうにかこうにか仕上がった時(仕上がりの出来は???かもしれまんせんが)、確実に自分の経験として力になったことを感じます
もちろん、ものすごい反省と自己嫌悪に陥る事もありますが・・・

これは、「経験」からしか学べない事ですね。
たくさんの経験をさせて頂いたお客様には本当に感謝の言葉しかありません

おかげで老若男女、多少の「」な状況にもひるむことなく仕事ができるようになりました

今年は、いよいよ花*小紋をスタートさせて9年目に突入。
さらにさらに、経験を積んで素晴らしいお仕事ができるように頑張ります

本日のお写真は、七五三の3才さんとお母様。
お母様は妊婦さん、3才さんは肩位の長さと量の少ない髪の毛でしたが、どうしても日本髪というご希望でしたので、なんとか結い上げました
妊婦さんも短い髪も今ではしっかり対応できるようになったのは、過去の経験のおかげですね
とても笑顔の素敵な可愛いママと、キュートなお嬢様に癒されました~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする