花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

子供専門写真館の裏側・・・・

2008-11-26 14:06:52 | 七五三
日曜日に髪の毛を切りました
なんと、半年ぶり。おしゃれママさんには叱られそう
「3ヶ月若返った」(旦那評)

日記を書いている=お仕事落ち着くの公式
ようやくピークも過ぎ、残るは七五三後撮り6件+成人式2件。
こんな昼間にPCに向かえる事が久しぶり

前にもチラッと触れたかもしれませんが、今年は着付け教室の斡旋があり某有名子供専門写真館の着付けのアルバイトに4回ほど行ってきました
ただでさえ忙しいのにもかかわらず、興味本位と技術獲得の為頑張りました

でも、これがなかなか面白かった~
キラキラ光り輝くスポットライトにディズニーの音楽が流れ、溢れる色とりどりの衣装達に撮影小物
まさに・・・・夢の世界

というのは表面だけでした
裏側は戦場と化しておりました。
8畳ほどの着付け&ヘアセット部屋にピークだと子供7-8人、スタッフの大人5-6人の酸欠状態
1日に50人近くのお客様がいたような・・・・

それにしても、写真館はとーってもシステマチック
このシステムを考えた人はすごいと思う。
衣装は無料で着たい放題(ブランド着物は有料らしい)。着付けもヘアも無料。超ハイテンションのお姉さまがぬいぐるみを片手に声を張り上げ子供の笑顔を引き出しながら撮影。(多分、カメラマンが一番大変そう)

でも・・・・なんだか物足りない気が
七五三というお祝い事の味わいとか余韻というものが全く感じられないんです。
慌しく着せられて、長時間待たされて、何着も衣装着せられて、短時間での撮影なので無理やり笑わされて。
7歳のおしゃれさんにはとっても向いているのですが、3歳や5歳の子供には厳しいかなー。

案の定、3歳は泣く子の多い事多い事着付け部屋に入った瞬間泣き出す泣き出す
中には、どうにもこうにも無理でキャンセルして帰るお子様もいる位。
私が出張着付けに行って泣かれて着なかった子供は殆どいなかったので、ちょっとびっくり

私的には、もう少し落ち着いた中で七五三を祝ってあげたいな・・・というのが正直な感想。
今一緒に仕事をしているカメラマンさんのお客様満足度が高いのも分かる気がしました。
写真館より時間も手間もかかる分、丁寧に撮影してくれて、親子で楽しんで撮影が出来るのは素敵
どのご家族も本当に喜んで帰って行かれます。

といっても、ご家族の状況も好みも色々なので、色々な撮影形態があるのも納得ですが・・・
1つ、アドバイスといえば、子供写真館は「平日」が絶対オススメ
土日なら10月中旬までにしましょう。
10月中旬以降の土日は混雑しすぎでお店がパニック状況ですよ

そんな我が家も来年は七五三
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピーク!!!!

2008-11-14 23:14:28 | 仕事
ブログすっかり棚上がってました
まさに、七五三のお仕事ピークです
今日は特別体調が良いので、ちょっとだけ書き込み

11月に入ってからというもの、週1-2日の仕事ペースが急に週5日に急増
11/15がいわゆる七五三の本命日ですからしょうがないですね
神社も、七五三のお着物であふれ返ってます

ここ1週間は本当に寒かった・・・
寒い撮影が続いたので久しぶりに体調も大崩れ
朝から、「気持ち悪い・・」と思いつつも仕事へ出たものの、途中から手足がしびれ吐き気マックス。
駅で降りてからは、あまりの気持ち悪さとめまいで歩く事もできず・・・
なぜか駅前では「ノロウィルスに気をつけましょう」なんて、メガホンで大々的に呼びかけをしていて「ここでは絶対吐きたくない」とふらつきながらもデパートの椅子まで到着

あの呼びかけの前で吐いたりしたら、タイミングが良すぎて「この人さくら?」なんて思われちゃう。危ない危ない

タクシーで無事帰宅し、幸いにも翌日には起きれるほど回復
翌日も仕事が入っていたので、これでもかというほど、厚着で出発、無事終了。
ふぅ間一髪。あのまま、長引いていたらと思うと冷や汗ものです 体調管理難しい・・・

といいながらも、着々と予定人数をこなし、残すところ10件ちょい。
先々週はヤマ場の相模原出張&4人のヘア着付けやパパさんの紋付袴、そして日本髪第二段もクリア

男性の紋付袴は不安だったので、慌てて着付け教室で個人レッスン受けたりと本当に慌しい日々でした

明日は埼玉北部から東京ど真ん中への移動
気合で乗り切るぞ





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七五三溢れてます!!

2008-11-02 22:23:09 | 七五三
本日もお支度の後、撮影に同行する為、神社へ

すごいすごい、いるわいるわ、七五三の家族
今日は連休中日、友引という事もあり神社のまわりは七五三のお着物姿で溢れかえっていました

最近は少子化と言う事もあり、1人の子供に4人の大人はざら。
どこの家族もおじい様おばあ様の孫への溺愛ぶりはすごい

それにしても、これだけ七五三のお子様がいると、お着物のファッションショーのようで、ものすごく面白い
日本髪に古典的なお着物の子、髪型フワフワ着物フリフリの子、ブランド着物でばっちり決めている子・・・
色もパステルカラーから超ビビッドまで、色が氾濫していました

意外と着物姿のお母様が多くてびっくり。
お母様はさすがに、パステルトーンの訪問着が多く、脇役に徹してる感じでした

個人的な好みですが・・・・やはり古典的な柄のお着物が可愛い
ブランドに多い、淡い色合いの花柄のお着物は外の光には色がとんでしまって、ぱっとしない印象
雑誌みかけると可愛いいので、室内撮影向きかも
今回一番印象に残ったのはビビットグリーンのお着物でした蛍光色に近い帯締め・しごきを使ってかなり派手なイメージですが、たくさんのお着物の中だと、これくらい主張しないと埋もれてしまうようです

うちのちびっ子はBOYですが、もし女の子だったらどんな着物を選ぼうかな~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊勢丹写真館

2008-11-01 22:40:50 | 仕事
先日初めてお客様の撮影の付き添いで、新宿にある伊勢丹写真館に行ってきました
この写真館は「就職活動用の写真は絶対ここ」と言われるくらいすごーく有名
噂には聞いていましたが、行くのは初めてだったのでかなり興味津々

外観はさすがにレトロで重厚な感じがプンプン
なんだか緊張感が漂ってます。(先入観があるからなのかな・・・)
入ると、さすが接客が丁寧で店内の雰囲気も落ち着いていました。

お客様の着物の崩れを直し、名前を呼ばれて撮影室へ
付き添いの私も快く中に入れてくれました

日頃、子供相手の写真館やカメラマンとのお仕事で、おもちゃ片手に「このおもちゃ見て~」「あららら・・・ミッキーさんどこかなー」「すごーく可愛いね~」「カメラにアンパンマン見えるかな」なんて、幼児番組のお姉さん風な撮影の中で過ごしている私
若い女性のカメラマンが汗だくになって甲高い声で頑張っているのに、泣くやら不機嫌やら集中しないやら・・・ホント大変なんです。

それに比べ、伊勢丹写真館のカメラマンは年配の男性。しかも決して子供にこびず「あごをあげて」「体を傾けて」と厳しく注文をつけていて、かなり驚き
照明も薄暗く、音楽も無くシーンとした中、淡々と撮影が続いていくんです
よほど我慢強いお子様か大人しいお子様じゃないと絶対無理かも
なんて余計な心配をしながら無事撮影終了

知らない世界を知るって、かなり面白い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする