花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

浴衣あれこれ・・・

2014-07-15 14:03:05 | 着付け技術
七月も中盤に入り、あちこちで浴衣姿をお見かけします
これから花火大会も続々・・・・浴衣シーズンの到来です

出張着付けもキャバクラさん、夏祭りのお客様、イベントお出かけのお客様・・・と浴衣のご依頼が増えています。
何と、ラブホテルからのお問い合わせもあったり(流れましたが・・・)、浴衣イベントは無限大です。
そして、先日は久しぶりに、浴衣着付け教室に行ってまいりました

現在、着付け教室は休眠状態
お客様から「教えてほしい」とのお問い合わせも多々あるのですが、毎日出張着付けの仕事でほぼ埋まってしまっているので継続的なお教室が難しいのが現状

そこで、何とかお受けできているのが
「平日昼間の単発講習」「浴衣の半日講習」「過去に着付けを習われていた方の補修講習」で自宅まで20分程度のご近所の方限定。
本当にすいません・・

久しぶりの浴衣教室は、私が通っている学校で偶然知り合ったご近所の可愛いお嬢様
あまりの家の近さにお互いびっくり
花火大会に浴衣を着ていきたいとのお話だったので、3時間講習を行う事になりました。

当日は、妹さんと一緒で二人とも浴衣着付け未経験者。
最初の練習では手の動き、着物の構造、着物の扱い方と初めての事だらけで頭の中は大混乱の様子
でも、それでいいんですよー。
最初からすぐに理解できて、着付けられちゃう人はいないですからね

1回目は流れさえつかめばOK。
とりあえず最後まで着付けたところで、クールダウンで頭の整理。
休憩して、2回目の着付け。1回目の流れを感じつつ、細かい手の動きを指導しながら最後まで完成。

1回目の着付けとは比べ物にならないほど、手と体が動くようになっていて感動
とても一生懸命な姉妹さんで、私が用意した資料に注意ポイントをメモメモメモ・・・

その後、3回、4回と繰り返して、最後は私がアドバイスしなくても自分で着られるようにまでなりました~

着付け教室は「終着点」をどこに持っていくかが大事
ぐずぐずな仕上がりでも自分で着られればOKなのか・・・ある程度美しく着られるまでにするのか。
私は後者を考えています
浴衣で歩いていて「綺麗に着付けているね」と褒められるまでの仕上がりが終着点。

もちろん、着付け師に着せてもらうほどの完成度ではありませんが、自分でも十分綺麗な仕上がりって可能なんですよ

今回は頑張屋さんのお二人だったので、綺麗な仕上がりまで完成~

「1回で自分で着られるようになるとは思っていなかったです~」と、とても喜んでくださいました

でも・・・・ここからが大事。
この後、継続して練習しないとあっという間に忘れちゃうのが着付け
忘れないように、ちょこちょこでも良いので練習しましょう

さて、本日のお写真はコンサートに浴衣で行かれるお客様です
浴衣で断然おすすめなのは・・・リバーシブルの帯

着物に合わせて裏表の両面を使えるし、何といっても帯結びの部分で2色使いができるのでアレンジ幅が広い
浴衣上級者なら、リバーシブル帯で様々なひだ作りにチャレンジしてみると面白いですよ
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