二条河原の楽書

京都サンガF.C.を中心にJリーグを楽な感じで綴るサッカー忘備録(予定)

2015明治安田生命J2リーグ第6節 京都vs千葉

2015-04-05 | 蹴球

京都サンガF.C.●0-2○ジェフユナイテッド千葉
           15'キムヒョヌン
            (↑FKこぼれ)
           54'ネイツペチュニク
            (↑田中佑昌)

[警告・退場]
・京都
 69'金南一(C1)

・千葉
 22'谷澤達也(C1)
 52'井出遥也(C1)
 56'高木駿(C5)


【全体の印象】
ピッチ全体に水が浮き、入場時にマスコットが転び、蹴ったボールも止まる劣悪なコンディション。互いに水含芝に苦しむも、FKのチャンスをモノにして千葉が先制。後半には田中佑昌のクロスをペチュニクが合わせるという芝状態を無効にする理想的な形で追加点。京都は有田を投入しエアバトルに持ち込もうとするも形にならず、何もできないまま完敗を喫した。

【特記ポイント】
■マンオブザマッチはケンペス田中佑昌
・不安定だった石櫃のサイドを突いて価千金の追加点をアシスト。
・馬力のある突進で石櫃を押し下げ千葉の優位を決定付ける。

■水たまりピッチへの対処
・どちらが不利ということもなく、互いに苦しむ水上サッカー。
・滑りすぎてファウルを取られたり、ボールを置いていったり…。
・何が起こるかわからない、事故が起こりやすいとっても不安定な状況。
・そういうピッチ状態でのボールの動かし方を後半から整理できたのは千葉。
・最後まで選手が滑ったり、グラウンダーパスが止まったりしてたのが京都。

■バランスの差
・千葉はバランスよくピッチ上に選手が配置され、予期せぬ事故も未然に防ぐ安定感。
・京都は前4人と後6人が分断気味。重めのボランチ2枚で守りから入ったのだろうけど。
・山瀬やダニエルロビーニョが前に運べてた前半はまだよかったが、後半は対策された。
・無闇にリスクを冒さず、穴が少なく堅実な戦いぶりを見せた千葉。
・個の判断が追いつかないとすぐに穴ができる戦いぶりを見せた京都。
・ズッとお友達と思ってたのに、完成度が違いすぎるぜ…。

■漂う無策感
・大黒の良さが生きると思えないピッチ状態でも、大黒と最後まで心中するのね…。
・有田を入れても大して生かせない(もちろん関塚監督も空中戦は警戒済)。
・「ベンチにはパワフルな選手がいなかった(by和田監督)」←何で入れなかったの?
・どうにも打つ手なし。


【本日のひとふた言】
「いつも近くにいてくれる犬が…居ぬ」
「雨京極 終了待たず 去(い)ぬる客」