祖母井GM、今までなら脱線しまくりながらも含蓄のあることを語ってくれていたんですが、今年は(時間的に)きっちり枠に収まった感じ。話の中心はバドゥ監督でした。
「大木監督の3年間は感謝してる。サンガにいろんなものを残してくれた。でも、課題はある」
→何が課題だったのかを具体的に聞きたかったところ。今後、日本のサッカーに影響を与える存在になって欲しい、と言いつつ、こんなことを。
↓
「日本サッカー協会の監督養成、よく似た監督ばっかり」
→批判ではないですよ、と断った上で。協会の原博実氏も「大木さんような監督って、なかなか出てこないよねー」と言ったそうであります。
「真実は言えないことがある」
「(久保)裕也のことは、100%のことは言えない。彼には将来がある」
→ひと言、悪いことばっかりじゃないです、とフォロー入れたものの、何があった??? 中西永輔とジェフの話は、触れないでおきましょう。
「絶対に、という言葉はないんですけど、(今年は)優勝します。したいです」
→補強しなきゃいけないタイプの選手(点を取れる選手etc.)が用意できたので、スタート時点では優勝できるチームだ、と。
「私、申し訳ないんですけど親戚がブラジルにいるんですよ」
→祖母井氏=東欧というイメージが持たれている中、新監督がブラジル人であったことへのリアクションに対して。
「ゴールデンゴール!岡野やったー!悲願のW杯出場や!嬉しかった…相手チームのイランのベンチが映ると…えっ?何しとんや?バドゥさんやん」
→W杯アジア最終予選の日本vsイラン戦のテレビ中継を見た時の話。
〈以下GMが語ったバドゥ監督とのなれそめについて〉
・ドイツの体育大学(ケルン体育大学)に35年前通ってた
・木曜になると南米の人が集まってサッカーしていた
・私のあだ名は「蜜蜂」(ちょこちょこ動いてて、スパイクが黒・オレンジだったから)
・そこでバドゥ監督と知り合った
・昔からああいう感じ
・2002年のW杯最終予選日本vsイランで、バドゥさんがイランの監督してたと初めて知った
・バドゥさんはプレーオフのオーストラリア戦で引き分けてW杯出場決めたが、解任された
・解任の理由は、中心選手の3人がヒゲを剃っているのを認めていたので(イランはイスラム文化)
・千葉時代、バドゥさんが長野の監督をしてた時に再会した
・フランス時代、グルノーブルの監督候補にしていた。いろいろ話をした
・今回社長に「この人をお願いします」と提案した
「チームを強くすること以上に、バドゥさんは地域やスポンサーなどトータルでわれわれが描いている以上の、違ったものを示してくれる監督」
→わかりにくい表現ですが、動くバドゥ監督を見ると、言わんとすることは何となくわかるような…。
「ドイツの国旗の色は何ですか?黒・赤・黄と全員言う。本当の色は黒と赤とゴールドなんです」
→固定概念について。サッカーも今までの固定概念を崩していかないといけない、と。バドゥ監督はどうやら固定概念を崩す監督とのこと。
「バドゥさんは、地球人。ブラジル人じゃないです、あの人」
この地球上に住んでいるのは日本人だけじゃない。16ヶ国で監督していたバドゥ監督はボーダレスな存在なので「地球人」だと表現。
「格差をつくってはいけない」
→朴智星戻ってきてほしいという質問についての答え。セレッソさんはすごい選手を獲りましたけどと掴みつつ、特別な存在をつくらずに同等の選手で競争させるんだという持論。「朴智星とか松井大輔とか、海外経験のある選手はいいものを伝えてくれると思います。でもそこにはお金がかかります。今の時点では難しい」
「柳沢(敦)選手のようなああいう経験のある選手は、まだサンガには必要。柳沢選手が必要という訳ではなくて、経験を持った選手は必要」
→柳沢をもう一度獲得してほしい、って質問でもあったんでしょうかね?若い選手を「ベース」であると考えつつも、その手本になるようなベテラン選手は必要であるという考え方、らしい。
「(原川・三根・國領・齋藤ら)将来ある選手は試合に絶対出なければいけない」
→練習試合と公式戦ではプレッシャーがまったく違う。(原川、三根には)チャンス(=オファー?)があったので、そこでやるのが一番いい、と。今井社長は「育成型レンタル」と言いました。
「J3にはサテライトのチームが参入してくるシステムになっていくんじゃないか」
→そのうちJ3に例えば浦和レッズサテライトが参戦したりするんじゃないか、というGMの予想。根拠があるのかどうかは知りません。
「背番号1が空いているけど、3人でやります」
→怪我などがあれば補充しなければいけないが、スタートは3人でやる、と。うーん…。
「我々も反省している。京都の選手が獲れなかったのは残念」
→京都橘高校の小屋松君について。声かけたのが一番でなかったのを反省している、と。最終的には名古屋か京都で悩んでくれたが1番最初に声をかけた名古屋を選んだ。逆に石田君と磐瀬君は1番最初に声をかけたから獲れた、と。
「(今年は)もっともっとサッカー漬けになる」
→バドゥ監督との話で「(大木監督の練習で)上がれなかったのだったら、もっともっとトレーニングは多くするしかない」。食事、睡眠など“見えないトレーニング”も大事だと。不平を言う選手は残っていけない、と厳しいひと言。
「昨日は90人くらい。バドゥさん、数えておられました」
→練習場に見にきてください、バドゥ監督数えてますよ、と。バドゥ監督は「絶対に興味を持ってくれる人が増えてくる」と毎日言ってるのだそう。
「行きたいんやろ?」
→安藤と染谷へのセレッソからのオファーに対してにGMが2人にかけたという言葉。2人とも自分からは「(オファーに応じて)行きたい」とは言えなかった、と。サンガへの感謝を無視して出て行った訳ではないので、彼らを悪く思わないでほしい、と。
* * * * * * * *
最後にこちらの発言に触れておきましょうか。
「ボクは掲示板とか2ちゃんねるとか見て、これはちょっと無茶苦茶書いとるな、と」
→意見を言われることは一向に構わないけれど、匿名からの批判については「世の中おかしい」と。批判ですらないですね、個人を貶めることが目的の暴言や罵倒は。玉石混淆のネット社会に慣れている人ならそっとスルーできると思うんですが、やっぱりそれを真に受けてしまう層がいて、言葉は時に暴力になる。GMのおっしゃることは真っ当な正論ですが、それに対していちいち反応するから、無茶苦茶書かれるのでは?…とも思った。
当ブログでいつもあれやこれやと厳しく書いてる自分の事を棚に上げて、何ですが。
「大木監督の3年間は感謝してる。サンガにいろんなものを残してくれた。でも、課題はある」
→何が課題だったのかを具体的に聞きたかったところ。今後、日本のサッカーに影響を与える存在になって欲しい、と言いつつ、こんなことを。
↓
「日本サッカー協会の監督養成、よく似た監督ばっかり」
→批判ではないですよ、と断った上で。協会の原博実氏も「大木さんような監督って、なかなか出てこないよねー」と言ったそうであります。
「真実は言えないことがある」
「(久保)裕也のことは、100%のことは言えない。彼には将来がある」
→ひと言、悪いことばっかりじゃないです、とフォロー入れたものの、何があった??? 中西永輔とジェフの話は、触れないでおきましょう。
「絶対に、という言葉はないんですけど、(今年は)優勝します。したいです」
→補強しなきゃいけないタイプの選手(点を取れる選手etc.)が用意できたので、スタート時点では優勝できるチームだ、と。
「私、申し訳ないんですけど親戚がブラジルにいるんですよ」
→祖母井氏=東欧というイメージが持たれている中、新監督がブラジル人であったことへのリアクションに対して。
「ゴールデンゴール!岡野やったー!悲願のW杯出場や!嬉しかった…相手チームのイランのベンチが映ると…えっ?何しとんや?バドゥさんやん」
→W杯アジア最終予選の日本vsイラン戦のテレビ中継を見た時の話。
〈以下GMが語ったバドゥ監督とのなれそめについて〉
・ドイツの体育大学(ケルン体育大学)に35年前通ってた
・木曜になると南米の人が集まってサッカーしていた
・私のあだ名は「蜜蜂」(ちょこちょこ動いてて、スパイクが黒・オレンジだったから)
・そこでバドゥ監督と知り合った
・昔からああいう感じ
・2002年のW杯最終予選日本vsイランで、バドゥさんがイランの監督してたと初めて知った
・バドゥさんはプレーオフのオーストラリア戦で引き分けてW杯出場決めたが、解任された
・解任の理由は、中心選手の3人がヒゲを剃っているのを認めていたので(イランはイスラム文化)
・千葉時代、バドゥさんが長野の監督をしてた時に再会した
・フランス時代、グルノーブルの監督候補にしていた。いろいろ話をした
・今回社長に「この人をお願いします」と提案した
「チームを強くすること以上に、バドゥさんは地域やスポンサーなどトータルでわれわれが描いている以上の、違ったものを示してくれる監督」
→わかりにくい表現ですが、動くバドゥ監督を見ると、言わんとすることは何となくわかるような…。
「ドイツの国旗の色は何ですか?黒・赤・黄と全員言う。本当の色は黒と赤とゴールドなんです」
→固定概念について。サッカーも今までの固定概念を崩していかないといけない、と。バドゥ監督はどうやら固定概念を崩す監督とのこと。
「バドゥさんは、地球人。ブラジル人じゃないです、あの人」
この地球上に住んでいるのは日本人だけじゃない。16ヶ国で監督していたバドゥ監督はボーダレスな存在なので「地球人」だと表現。
「格差をつくってはいけない」
→朴智星戻ってきてほしいという質問についての答え。セレッソさんはすごい選手を獲りましたけどと掴みつつ、特別な存在をつくらずに同等の選手で競争させるんだという持論。「朴智星とか松井大輔とか、海外経験のある選手はいいものを伝えてくれると思います。でもそこにはお金がかかります。今の時点では難しい」
「柳沢(敦)選手のようなああいう経験のある選手は、まだサンガには必要。柳沢選手が必要という訳ではなくて、経験を持った選手は必要」
→柳沢をもう一度獲得してほしい、って質問でもあったんでしょうかね?若い選手を「ベース」であると考えつつも、その手本になるようなベテラン選手は必要であるという考え方、らしい。
「(原川・三根・國領・齋藤ら)将来ある選手は試合に絶対出なければいけない」
→練習試合と公式戦ではプレッシャーがまったく違う。(原川、三根には)チャンス(=オファー?)があったので、そこでやるのが一番いい、と。今井社長は「育成型レンタル」と言いました。
「J3にはサテライトのチームが参入してくるシステムになっていくんじゃないか」
→そのうちJ3に例えば浦和レッズサテライトが参戦したりするんじゃないか、というGMの予想。根拠があるのかどうかは知りません。
「背番号1が空いているけど、3人でやります」
→怪我などがあれば補充しなければいけないが、スタートは3人でやる、と。うーん…。
「我々も反省している。京都の選手が獲れなかったのは残念」
→京都橘高校の小屋松君について。声かけたのが一番でなかったのを反省している、と。最終的には名古屋か京都で悩んでくれたが1番最初に声をかけた名古屋を選んだ。逆に石田君と磐瀬君は1番最初に声をかけたから獲れた、と。
「(今年は)もっともっとサッカー漬けになる」
→バドゥ監督との話で「(大木監督の練習で)上がれなかったのだったら、もっともっとトレーニングは多くするしかない」。食事、睡眠など“見えないトレーニング”も大事だと。不平を言う選手は残っていけない、と厳しいひと言。
「昨日は90人くらい。バドゥさん、数えておられました」
→練習場に見にきてください、バドゥ監督数えてますよ、と。バドゥ監督は「絶対に興味を持ってくれる人が増えてくる」と毎日言ってるのだそう。
「行きたいんやろ?」
→安藤と染谷へのセレッソからのオファーに対してにGMが2人にかけたという言葉。2人とも自分からは「(オファーに応じて)行きたい」とは言えなかった、と。サンガへの感謝を無視して出て行った訳ではないので、彼らを悪く思わないでほしい、と。
* * * * * * * *
最後にこちらの発言に触れておきましょうか。
「ボクは掲示板とか2ちゃんねるとか見て、これはちょっと無茶苦茶書いとるな、と」
→意見を言われることは一向に構わないけれど、匿名からの批判については「世の中おかしい」と。批判ですらないですね、個人を貶めることが目的の暴言や罵倒は。玉石混淆のネット社会に慣れている人ならそっとスルーできると思うんですが、やっぱりそれを真に受けてしまう層がいて、言葉は時に暴力になる。GMのおっしゃることは真っ当な正論ですが、それに対していちいち反応するから、無茶苦茶書かれるのでは?…とも思った。
当ブログでいつもあれやこれやと厳しく書いてる自分の事を棚に上げて、何ですが。