犬が飼い主をみつめる ひたむきな眼を思う 思うだけで 僕の眼に涙が浮ぶ この詩は癌闘病中の作家・高見順の詩集「死の淵より」の一節。 1965年に講談社から出版された。 「ベス」は癌でなくなった飼い主の後を引き継いで日出美さんが新しい飼い主となった。 その経緯は、一編のメルヘンのような「おはようベス」となって、日出美さんのFBで連載中。 このスナップは、元の飼い主にかかわる人(たぶんご家族だろう)が訪ねてきたときのベスのまなざし。