日本曹洞宗の大本山と言えば「永平寺」。
その永平寺を開いた道元禅師と一緒に、
中国(宋)で学んだ寂円禅師が開いたのが「宝慶寺」です。
宝慶寺の開山は今から約700年前。
永平寺から車で約1時間弱の標高1440mの山中(大野市)にあります。
永平寺のように観光地化しておらず、
いまでも永平寺から雲水が修行に来る修行道場だそうです。
宝慶寺の山門と本堂
訪れる人は少なく、境内は静まり返って凛とした空気が漂っています。
事前に申し込めば、誰でも修行僧と同じような修行生活が体験できます。
旧橋本家住宅(国指定重要文化財:築18世紀前半)
かつては宝慶寺を中心に100戸近くの門前集落があったそうですが、
現在は宝慶寺を残すのみとなっています。
帰路、龍双ヶ滝(日本の滝百選)に立ち寄りました。
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