くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

金色の社殿、上野東照宮

2014-07-07 23:19:38 | お出かけ

長らく修復工事中だった上野東照宮が工事を終え、

創建当時の鮮やかな姿に甦ったので拝観してきました。

上の写真は2011年9月頃の工事中の様子です。

参道の向こうに唐門と社殿の屋根が見えるので近づいて見ると・・・・・・

建物は唐門の写真がプリントされた工事シートにすっぽりと覆われ、すっかりだまされてしまいました。

そして、下の写真が修復工事を終え、一般公開された上野東照宮です。

 この見事な唐門は1651年建築(国指定重要文化財)。

門扉の左右にある龍の彫刻は、日光東照宮の眠り猫の作者で有名な左甚五郎の作品です。

ここから拝観料500円を納めてさらに中へ入ります。

社殿は透塀(すきべい)に四方を囲まれています。(1651年建築 国指定重要文化財)

格子の向こう側が見えることから透塀と呼ばれるそうです。

さらにその周囲には諸大名が寄進した48基の銅灯籠(国指定重要文化財)があります。

透塀の上下にはさまざまな動物や植物の精緻な彫刻が施され、見ていて飽きません。

 

 上野東照宮は徳川家康公の遺言により、

1627年に東叡山寛永寺の境内に家康公を祀る神社として建立されました。

現存する社殿は、1651年に三代将軍・徳川家光によって造営されたものだそうです。

社殿は1651年の建築です。(国指定重要文化財)

金箔がふんだんに使用されていることから金色殿とも呼ばれるそうです。

残念ながら建物内部は非公開ですが、外観だけでも一見の価値がある見事な社殿です。

建物は細部にわたって見事な彫刻と鮮やかな色彩で飾られています。

こちらは唐門を内側(社殿側)からみたところです。

戊辰戦争における上野の戦や関東大震災、第二次世界大戦の災禍でも焼失せず、

東京で現在まで残っているのはまさに奇跡としか言いようがありません。

 



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