報道によれば、30代の約4割が独身で、
2020年代には単身世帯が最も多くなるいいます。
子育て世帯への現金支給は、
すでに子供を持つ者への経済的支援にはなるものの、
それで「子供を産もうか」と考えるかははなはだ疑問です。
いっそ、昔の大家族制を奨励するというのはどうでしょうか。
両親や祖父母と同居する子育て世帯には、
その扶養の有無に関係なく、
住宅や所得の面で大幅な減税などの優遇をするのです。
そうすれば親と同居しようと考える夫婦が増え、
共働きでも、子供の面倒は親の両親(祖父母)が見ることができ、
託児所や保育園の不足問題も解消します。
さらには、日本の伝統や文化の継承にもつながるし、
生活保護費の歳出を減少させることにもつながります。
もちろん、「舅や姑と住むのは絶対にいやだ」という人もいるでしょう。
そういう人たちからは、普通に税金を取ればよいし、
子供がいない人に対しては、税率を上げてもいいでしょう。
将来は他人が育てた子供が納める税金の世話になるのですから。
日本の将来を担う子供を、
そして高齢化社会を支える子供を育てている世帯は、
これからの日本では、社会貢献にもつながるものとして、
もっと評価してあげても良いのではないでしょうか。
昔ながらの大家族復活で、
解決できる社会福祉問題は多いのではないかと思うのですが・・・。