20年間にわたるデフレで疲弊した日本。
そんな相手の弱みにつけこんで、
「国際社会においては、経済力(カネ)のある者こそが正義なり」
と言わんばかりに、いまこそ歴史認識問題で日本を完全に屈服させ、
領土的な野心をも満たそうとする中国と韓国。
自分たちの経済力は自力で築いたものであると信じ、
ぼちぼち日本も足腰が立たなくなってきただろうと、
いざその気になってフタを開けてみれば、
日本には、予想していた以上にまだ余力が残っており、
期待した日本国内の親中・親韓派の援護射撃も弱かった。
「こんなはずじゃなかった」と、
平気を装って更に強気に出てみたら、
あまりの品の悪さに欧米からは白い目で見られ、
ますます立場は悪くなるばかり。
いまさらあたふたして手のひらを反し、
自分から「仲良くしようよ」などと言うのもメンツが立たない。
「だったら日本がキレるか屈服するまでやってやろうじゃないの」
これが日本に対する、最近の中韓の姿勢ではないでしょうか。
これまでの日本は、ことあるごとに中韓の「反日外交」に折れてきました。
それは経済力の優位性が背景にあればこそ、可能であった対応です。
しかし、いまの日本には、そのような余裕はどこにもありません。
かつてと同じような対応は、亡国の危機を招く愚行となるだけです。
いつまでも日本の子供たちに、
歴史の負の遺産を背負わせ続ける悪循環こそ、断ち切らねばなりません。
「日本は1000年たっても加害者」と言い放つ国です。
1000年後の子供たちに、何の罪があるというのでしょうか。
今回がその悪循環を断ち切る、
最大にして最後のチャンスではないでしょうか。
「『反日外交』はそれを行う者にとってこそマイナスである」
そのためには、彼らの悪辣な常套手段に屈することなく、
毅然とした態度で、そう示しつづけるしかありません。
戦わずして勝つための方法は防御することではありません。
「相手にその行為が無駄な努力であると悟らせること」にあります。