長さんの築きノート

日々の小さな反省、気づいたことを記録し、なりたい自分を築くために

永遠のゼロ・・・。

2014年03月02日 | お気に入りの映画
これまでにも戦争映画は数々ありましたが、今回の「永遠のゼロ」ほど賛否両論の映画も少ないのでは?



日本映画だけに限らず、戦争を描いた洋画は星の数ほどあります。

人間の歴史は戦争の歴史だといっても過言ではありません。

それこそ宇宙から見たら狭い地球で陣取り合戦をしている浅はかな生き物に見えるかもしれません。

特攻隊はテロリズムだとか、戦争反対は非国民だとか。

今回小説を読んで、実際に映画を見てみて、正直なところ感動よりも疑問のほうが多かった気がします。

映画そのものに対してではなく、この映画を見て感動できた人は戦争をどのように考えているのかと疑問に思ったからです。

あとで知ったのですが、この小説の原作者百田さんは、安倍総理の友人だとか。

東京都知事選で、田母神さんの応援演説にもたたれたと聞きました。

その演説の中で、「国民の中で、最も戦争を起こしてほしくないのは自衛隊員」というお話をされたそうです。

日々厳しい訓練を重ね、いざとなったら命をかけて国民を守る覚悟はできている。しかし・・・・。

ということです。

戦争はやはり狂気の沙汰だということ、そして悲惨な経験と取り返しのつかない過ちだったということ。

地震や台風、津波などの自然災害と同じく、今でも苦しんでいる方が大勢おられると言うこと。

何より、今この時代にまだ地球上のあちこちで同じ過ちが繰り返されていること。

沖縄にルーツをもつ自分には、戦争映画を感動だけでは片付けられないもどかしさを感じます。

沖縄の米軍基地問題。

日本の原発再稼働問題。

今回この映画を見た人の中に、この問題に気付いた人が一人でも多くおられることを願います。










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