長さんの築きノート

日々の小さな反省、気づいたことを記録し、なりたい自分を築くために

丹波篠山夏バテ解消丼!!

2013年07月29日 | 黒豆レシピ
この時期夏バテ対策に「丹波ささやまネバネバ丼」を試してみては?

材料は、納豆(出来れば黒豆の納豆)、オクラ、山の芋、卵黄が基本。

あとお好みで、ネギトロ、いくら、ウニ、白ゴマ少々、大葉1枚、スライスチーズ1/2枚。

仕上げに、山椒と醤油で香りつけをすれば完成。



作り方もいたって簡単。

オクラは塩茹でして輪切り、山の芋は丁寧に摺り、納豆は好みでひき割ってもOK。

イカそうめんヨロシク魚介は千切りにします。

ちなみに山椒は粉山椒でなく、山椒の醤油煮があれば最高です。

山椒といえば、「山椒は小粒でピリリと辛い!」のフレーズを思い出します。

有名な浪花節「清水次郎長伝、石松三十石船(森の石松)」の下りを少々・・・。
 
「旅ゆけばー、駿河の国に茶の香り……」で始まります。

森の石松が次郎長親分に金比羅代参を頼まれ、無事に讃岐の金毘羅様へ刀と奉納金を納めた帰りのこと。

大阪に戻り、八軒家(今の天満橋あたり)から船に乗って京都伏見までの船旅。

当時の川船が、いわゆる三十石船で、これが題名になっているのですが、船の中で乗客たちは話しに花が咲き、やがて渡世人の世界が話題となります。

東海道一の大親分である清水次郎長の子分の話になると、居ても立っても居られなくなった森の石松は、酒と鮨を持って話の中に入ってきます。

 石松 「呑みねえ。呑みねえ。鮨を食いねえ。鮨を食いねえ。江戸っ子だってねえ。」

 乗客 「神田の生まれよ。」

 石松 「そうだってね、そんなに次郎長にゃいい子分がいるかい。」

 乗客 「いるかいどころの話じゃないよ。千人近く子分がいる。そのなかで代貸元をつとめて、他人に親分兄貴と言われるような人が二十八人、これをとなえて清水の二十八人衆。この二十八人衆のなかに、次郎長ぐらい偉いのが、まだ五~六人いるからねえ。」

 石松 「ほう、呑みねえ。呑みねえ。」

 石松 「お前さん、ばかにくわしいようだから聞くんだけれども、どうだい。その次郎長の子分のなかで、兄弟の貫禄を問わないが、一番強いのをだれだか知っているかい。」

 乗客 「そりゃ、知ってらい。」

 石松 「だれが一番強い。」

 乗客 「清水一家で一番強いのは大政……」

 石松 「二番目はだれが強い。」

 乗客 「『山椒は小粒でぴりりと辛い』。大きい喧嘩は大政だか、小さい喧嘩は小政に限るって、小政が二番だ。」

 次郎長一家で一番強いのは、遠州森の石松だと言って欲しいばっかりに、鮨食いねえと勧めているのに、待てど暮らせど、この乗客、意地が悪いのか、本当に知らないのか、その肝心の名が出てこない。結局十七番まで行っても出てこない。

 石松 「もう一度胸に手を当てて、考えてくれ。」

 乗客 「いくら胸に手を当て考えても、大政、小政、大瀬の半五郎、遠州森の……、そうだ!一番強いのは森の石松だ!でも彼奴は馬鹿だ!馬鹿は死ななきゃー治らない。」

 という話でした。



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