しない生活 煩悩を静める108のお稽古 (幻冬舎新書) | |
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幻冬舎 |
「しない生活」という奇妙なタイトルに惹かれて買ってみた。
本の帯に書かれてあった言葉も面白い。
つながりすぎない
イライラしない
言い訳しない
せかさない
比べない
著者の小池龍之介氏は住職さん、仏陀の教えを元として、現代人の悩める心理状態を解きほぐしていく。
読みやすく分かりやすい一冊だ。
タイトル「しない生活」の意味は、あとがきでこう解説されていた。
“私たちは、困ったときほど立ち止まらずに、どんどん次の手を打とうとしがちで、つまり「する生活」にはまり、さらにせきたてられて混乱するもの。
けれども、困ったときこそ静かに立ち止まり、何かをつけ足そうともがいたり引き算しようとあがいたりせずに、ただただ内省することこそが、そこから最良の学びを引き出してくれるものです。
すなわち、次の手を打たない、「しない」でただ、内面を見るだけに踏み留まること。
この、自己内省のお稽古こそが、「しない生活」なのだと申せましょうか。
静かにそっと立ち止まる。…”
なるほど、なるほど
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