大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

“語り部”ねずみ算

2015年01月23日 | 労働者福祉
2012年12月1日に静岡県「労働者福祉シンポジウム」を開催しました。
その基になっているものは、2009年に結成60年を迎えた中央労福協が策定した「労福協の理念と2020年ビジョン」でした。
その理念とビジョンを共有化するために高橋均講師による講演会と討論会が企画されたのです。
このシンポジウムでふたつの特別提案が確認されました。
ひとつめは、このようなシンポジウムを各地域で開催するという「ブロック労働者自主福祉シンポジウム」です。
すでに東・中・西で開催され、その際に出された参加者から多くの意見要望が出されました。
そしてそこから読み取れる「自主福祉運動の課題」「背景と原因の探求」「対策として考えられる提案」については、東・中・西の5団体会議で議論し、現在取りまとめ中です。

もうひとつは「語り部1000人プロジェクト」構想です。
高橋講師のような語り部を1000人つくろうとの想いで、2014年9月30日から11人のゼミ生でスタートさせました。
これまでに特別講座を含めて4回の育成ゼミが開催されましたが、この「県労福協主催語り部育成ゼミ」だけではとても1000人の語り部はつくれません。
そこで考えているのが下図のような「ねずみ算」的育成計画です。
高橋ゼミで学んだゼミ生の手による「語り部育成ゼミ」です。
たとえば高橋ゼミで学んだ私が、産別や単組で「育成ゼミ」を開催し、私から学んだゼミ生が職場や専門部で開催するというものです。

他人にそれを求めるためには、まず自分がやってみることが大切です。
その「単組版語り部育成ゼミ」を今日からトライしてみました。
出身単組の執行部と相談しながら、試行錯誤のスタートです。
歴史教育もマクロの視点だけではなく、単組の歴史も重要視しました。
大昔の議案書や機関紙を引っ張り出して読み直すだけでも勉強になります。

毎月1回で半年コースのトライです。
職場や専門部で開催されるゼミの内容はさらに噛み砕いたものになっていくでしょう。
なんとかしてどこの単組でも利用できるようなプログラムを作りたいと思います。
もし希望される単組がありましたらご一報ください。
一緒になって考えていきましょう。

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