大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

対話のすすめ

2015年02月19日 | 日々徒然
「語り部育成ゼミ」にしろ「協同組合間協同実践研究会」にしろ、およそ人が集まるところには対話が生まれます。
「目は口ほどにモノを言い」なんてことをいいますが、あれはウソですね。
思ったことは口に出して伝えなければ、いくら目力があっても相手にその思いは伝わりません。
問題はそれをうまく伝えるスキルです。
対話スキルの初歩は挨拶からです。
みなさん、元気に挨拶してますか?

守破離を重んじる書道・茶道・武道など道のつく習い事では、「師匠が白と言えば黒も白だ」と言われます。
それだけを聞くととんでもないことですが、要は「この世界では師匠の言うことをまずは守りなさい」ということですね。
その表現が、「黒でも白」になるわけですが、相手側に“上達したい”という強い目標がないと言葉尻だけをとらえられて反発を招きます。
だから人によってその伝え方にも工夫が必要です。

私たちの運動(どう)も、道(どう)に近いものがあります。
守破離と同様に、ある一線を超えたところから、労働(守)から活動(破)に変化し、活動から運動(離)に変化していきます。
変化が進むほどボランタリーな領域に一歩ずつ踏み込んでいきます。
だからこそ人々に共感や感動を与えていくものだと私は思います。

その「理念」や「ビジョン」を持ったリーダーは、それを口に出して伝えなければなりません。
目は口ほどにモノを言いませんから、対話を通じて部下とそれらを共有します。
すべてはそこから始まります。
現在の活動で決定的に足りないことは、そうした対話活動のスキルです。

現在の私自身の自己啓発のテーマは「対話力の向上」です。
アラカンの足掻きですかねぇ…。

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